懲りもせずに。

2019年6月21日(金) 390 / 9

昨年の日記「ひとりごと」で登場した、
元同僚Ａと、その友人で個人で保護活動をしているＢ。

きなこちゃんとの出会いがあり、LINEにきなこちゃんの画像を登稿したタイミングでLINEの友だちリストから自ら姿を消したＡ。

その後も保護猫を自家繁殖させ、生まれた子猫の高額譲渡や、洋猫のミックス子猫の個人売買を続けているとの話を伝から聞いていたが、つい最近になって元職場で知り合ったパートさんと偶然再会した。

そのパートさんもＡを知っており、同じ職場という事でLINEや連絡先の交換をしていたが、執拗な子猫の押し売りに困惑している、とこぼしてきた。

最初のうちは引き取り手がいないのでは可哀相だと思い、猫を欲しがっている友人知人を紹介し、Ａと直接やり取りをさせていたのだが…いざ金額の話になったら思いのほか高く、友人知人から苦情や疑問の声が出てしまったのだそうだ。

断っても断っても、ほとぼりが冷めた頃に子猫の押し売りLINEが来るのが不愉快で堪らないが、かと言って仕事上で関わりのあるＡをブロックする訳にもいかず、上司に相談して良いものなのかと。

その一方でＡは同じ職場の若い職員にも
子猫の売込みをしているらしく、そちらは好調のようだ。

「ペットショップで購入したら４０万円くらいする血統書つきのパパとママから生まれた子が１０万円くらいで買えるなんて！」

と２０代の女性職員が喜んでいたそうだ。
そういった背景もありで、そのパートさんは余計に上司に相談しにくくなってしまったようだ。

そもそも生体を有償取引すれば、生体販売にあたる。
生体販売をするには資格が要る筈だが、ＡもＢも無資格だ。

一般家庭で繁殖した洋猫ミックスの子猫を何らかの形で引き取り、１匹あたり１０万円～１２万円ほどで取引しているようだ。

巷のペットショップで販売されているミックス子猫と金額的に大差ないか、下手したら割高なのではなかろうか。

親猫には血統書がついているというが、その提示もなく定かではない。

そのミックス猫だが、チンチラ＋マンチカンまたはチンチラ＋スコティッシュフォールドの２種。

仲間内に自家繁殖している者がおり、自然に任せて出産させ、善意の第三者に売り付けていると云う事なのだろう。

　

以前の日記に書いたが、私が初めて出会った保護活動家がＡとＢだった。
　
故に保護活動家に対するイメージは恐ろしく悪かった。

ＡとＢの言うところの、
「里親募集サイトにいる活動家たちは粘着質で脅迫じみた事を平気でする怖い集団」

ＡとＢに疑念を抱き、自分の眼で確かめようと覗いて回った里親募集サイト。
蓋を開けてみりゃあ、ＡとＢの話を鵜呑みにせんで良かったと思う部分はある。

話が逸れたが、こういった内容の日記を投稿することで不快に思われる方もおられるだろう。

猫の為にと活動をされている方がいる一方で、「保護猫」というワードを巧みに使い、金儲けをしている輩が存在することを留意していただけたらと思う次第。

そして、これから里親になろうとお考えの方におかれましては、猫が欲しいと安易に譲渡に走るのではなく、正しい情報と知識を得た上で「ご縁」を探されることが賢明かと思われます。
　

よきご縁がありますように。

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