
病名はF I Pです。
私がかなの異変に気がついたのは、まずは尿の色でした。
わずかにいつもと違うレモン色。私は黄疸を疑いました。
まさか・・・という気持ちで、かなを病院へ連れて行きました。
血液検査やエコーをしていただき、エコー検査でわずかに腹水が確認できました。
私の嫌な勘は当たりF I Pでした。
熱もなく、行動も多少だるいかなぁという程度。命に関わる病気になっているようには見えない、かな。
黄疸が出るまで風邪も引かずに元気で走り回っていました。
かなは、病気になってすぐに自分で止めたことがあります。
それはママと一緒に寝ることです。
自分が体調が悪くママと一緒にいたいだろうと思うのですが、かなは1人で寝るようになりました。
かなは、ママと兄妹3匹の計4匹で5年前に我が家へやってきました。
前飼い主による飼育虐待を受けていました。
毎日足りないご飯、ママも母乳をあげていてガリガリでした。
うちへ来たとき、かなは生後4ヶ月で650グラムしかありませんでした。
家族全員生かすことができるのか?連れてきたとき、私も主人も自信がありませんでした。
体重が1キロを超えたとき、すごく嬉しかったのを覚えています。
栄養状態が良くなかったかなは、大人になっても子猫を少し大きくしたような大きさでしたが、体重は3キロを超えることができました。
我が家へ来てから5年、たった5年で逝ってしまいました。
かなの人生は、我が家へ来なければあのまま死んでいたと思います。
一家全員生きていなかったかもしれません。
だけど私は5年しか生かしてあげれなかったという気持ちが強いのです。
かなは病院での診断からわずか10日で亡くなりました。
22日に容態が悪くなり、あっという間に逝ってしまいました。
私も主人ももう少しだけ一緒にいられると思っていました。
思いがけないことで、私は実感がわきません。
時間が過ぎても、まだどこかに潜り込んでいる気がしています。
ママは急にいなくなったかなを気にしています。
ソワソワして元気もありません。
ずっと一緒だった我が子がいなくなったママには謝ることしかできません。
ママと他の子供たちには長生きしてもらいたいと願っています。
かな、たった5年だったけど、来てくれてありがとう。


今回の日記は仕事が忙しいこともありすぐにお返事が書けないので、コメント欄は閉じさせていただきました。



















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