その土地の持ち主が廃材置き場に犬を遺棄しました。
一番の不幸は避妊手術をしていなかったこと。
飼い主は今も増えては棄ててを繰り返しているそうです。
まわりに人家もなく、小動物がいる山もない。
どうやって生きてきたのか分かりません。
でも、廃材置き場の裏に施設があり、
そこの入所者である、若い女性が犬たちに餌を与えに通っていたそう。
そんな彼女も病床の身。
自由に外出できるわけではなく、お金もない、
そんな中、飢餓や病気で次々と亡くなる犬たち。
ストレス過多の劣悪な環境では仔犬は生まれてもすぐに食べられてしまいます。
誰も助けてはくれない。
女性はこころも壊してしまいました。
そして、彼女のSOSがめぐりめぐって、
なぜか犬を飼ったことのない猫ボラ、あだなはねこさんへ。
「犬だって猫と同じ四つ足の仲間じゃない。見捨てられないよ」と。
彼女は今、7頭のわんこのために孤軍奮闘しています。
行政に働きかけをし、団体に助けを請い、ボランティア仲間には声がけをする。
犬たちを廃材置き場から引き出すためにあらゆるコネを使って奔走しています。
優しい人が貧乏くじを引くのは、なんだか違う気がするんです。
犬たちを救ってあげたい。
でもそれ以上に、オババさまの力になりたいと思いました。
犬は愛。
愛するために。愛されるために。生きています。
いつ来るかわからない人を待つ犬たちの気持ちを思うと泣けてきます。
早く彼らにあたたかい寝床を、ホンモノの名前を贈ってあげたい。
今、彼らはすごく飢えていて、じゅうぶんに食餌を与えることができません。
とにかく今はお腹を満たすことが目下の目標だそうです。
そこでみなさまにお願いです。
もし、食べきれないドッグフードや不要な毛布がありましたら、
ご寄付いただけませんでしょうか?
中型犬が7頭おり、1か月に消費するフードは40kg以上になるそうです。
犬は猫の3倍お金がかかります。
ネコジルシだもん、犬は無理だよね、と言うオババさま。
いや、それが犬にも優しいんですよ、ネコジルシ。
というか、がんばるひとに優しいんです。
優しい人を応援したいと思うのは私だけじゃないはず。

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