そこにはミーという名の三毛猫がいました。
私の記憶に残る最初の"飼われている猫"です。
会いに行くと、いつも遊んでくれました。
襖の敷居でビー玉のキャッチボールをしたり、外でトカゲを一緒に追いかけたり。
私が猫に魅了されていくきっかけになった猫です。
いとこのネネ様(猫のことは何でもござれの猫博士)にとてもなついていて、外に散歩に行って姿が見えなくても、ネネ様が一声、
「ミー!!」
と呼べばどこからでもすっ飛んで帰ってきます。
そして抱っこされると、ふたりはしゃべり始めるのです!
どこに行っていたのか?
何をして遊んだのか?
こんなにカワイイのはなぜなのか?
そんなことを話していました。
猫語が分からない私は、ネネ様がうらやましくてうらやましくて…
そして尋ねました。
二矢:ネネ様はどうしてミーとおしゃべりできるの?
ネネ様:…これは秘密なんだけどね、二矢には教えてあげる。ネネはね…ニンゲンじゃないんだ…
"ニャンゲン"
なんだ。
衝撃のカミングアウトでした。
猫が認めた人間、ニャンゲン。
その日から私のニャンゲン修行が始まりました。
好きすぎて迎えることができなかった数十年。
やっと環境が整い、迎えた雅と大和。

君達のお外生活と子孫を奪ってしまったけど、猫らしく毎日楽しく過ごせるように頑張るからね。
あーーー!早くニャンゲンになりたーーーい!!!
やっと心を許し始めた大和

カーディガンの隙間からジャラシを狙う雅

ネコジルシにいるほとんどの方がニャンゲンだと気付いた、今日この頃。
勉強させていただいてます☺



















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