明日は・・・

2019年5月29日(水) 2019-05-29T14:33:51+09:00 331 / 4

明日から、ある猫ちゃんのトライアルが始まります。

まだ、ゆめが亡くなって一ヶ月もたたないけれど…。
ゆめが亡くなった時、こんなつらい思いをするなんて、次もまた猫を飼えるかわからないと思った。
よほどの覚悟ができてからじゃないと、って…。

でも、ゆめのいないリビングはひどく寂しくて…
いや、寂しいのが辛いというより(それはもちろんだけど)、ゆめの事を思い出したり話をするたび、悲しくなったり後悔が襲ってくることが、やりきれない。
あんなにかわいい子だったのに、思い出すたび笑顔になれないなんて、申し訳ない。

いろんな思いがうずまきつつ、仕事上の上司(?)みたいな方に会った時、猫が亡くなったことを話した。
そしたら、優しく励ましてくださった後、「まだ全然そんな気持ちになれないだろうけど、それでもまた早めに猫を飼うのがいいよ」って。
「そしたら『前の子はこうだったけど、この子はこうなんだね』とか前の子の事明るく話せるようになるし」と。(ちなみにその方も猫を飼ってらっしゃる)
なるほどなぁ…と思いました。

ゆめ自身が野良猫時代、猫が好きなのかなんなのか、度々他の猫と仲良くつるんでたので、また猫を飼うことにゆめへの罪悪感はありません。
ゆめの妹(当然血はつながってないけど)を迎えたら、むしろ喜んでくれたりする…?とか思ったり。

毎朝、ゆめへの遺骨に話しかけてお供えの水を変えるけど、なんだか泣きそうになる。
そばに次女がいてくれたら、その習慣も楽しい気持ちになれるかな、と思った。

なにより、ゆめの最後の病気の姿のインパクトが強かったせいか、元気だった頃がひどく遠い日のことの用に感じてしまう(同居人もそう言ってる)のだけど、(元気な頃の記憶はハッキリあるのに、体感の時間感覚が遠い)もしそばに若く健康な猫がいてその姿を見れば、ゆめの元気な頃もより近い記憶として蘇るのでは…とも思う。

そのような感じで、上司の言葉をキッカケに気持ちがまた猫を飼うことに向いたのです。
私のために、ゆめのために、そして猫という生き物ののため(お家のない猫を一匹救えるかもしれない)になるなら…。

・・・白状するなら。
ペットが死んで「すぐに」また別のペットを飼う人って、最初のペットへの気持ちが浅いのかな…?という印象が、ほんの少しでもあったことを白状します。本当にごめんなさい。
私は本当にゆめが大好きだったので、生きてる時はもし失っても代わりの子なんていない、と思ってたのです。
それは今でもそうで、やっぱり代わりなんていないのです。
でもゆめへの接し方(亡くなってるのに接するというのもヘンなのですが)が、心の持ちようが、明るくなれるのなら。
ゆめへの思いは忘れたり消えたりすることはないからこそ、二匹目を迎えるにあたって時間を置く必要はないかなって。

次女(になる予定の子)は、外見はゆめとは似てない女の子。
似てる子を探そうとは思わなかった。代わりじゃないから。
ただ、なんだか気になった子。おっとりしてそうで、我が家ののほほんとした空気に合ってるのじゃないかなって思った子。
手触りが、ふわふわでそこだけは少しゆめに似てた子。(でもゆめよりツヤツヤした手触りだった(笑))

家に来たら、どんな家猫になるのかは想像できない。
ゆめも、我が家に来たらどんな子になるのか想像できなかった。やっぱり環境が変われば猫のふるまいは変わると思ったから。ゆめはお外の子だったし。

ちょっとの不安と、大きなわくわく。

ゆめを迎えようとしてた日の事を思い出しながら、今日は掃除してる。
まあまあ明るい気持ちで、思い出せてる。
そうそう、こんな感じで・・・
これからは元気だった頃のゆめを楽しくありありと思い出したい。
そして、少しずつでいいから、新しい猫さんと仲良くなっていきたい。