お義父さん、ありがとうございました

2019年7月19日(金) 310 / 4

私の義父ではありません。
長女の嫁ぎ先のお義父さんです。
白血病の治療中、急変。
昨日、旅立たれました。
享年68才。
娘が結婚して、双方のファミリーでマイクロバスを貸し切って一緒に旅行に行ったり、バーベキューをしたり、楽しくお付き合いをさせていただきました。

お義父さんは畑で作業用の道具をしまっておくハウスでたった１匹、置いてきぼりにされたハチワレのチーちゃんを保護して飼ってくれました。
チーちゃんはお義父さんとお義母さんにだけ懐き、娘家族（スープの冷めない距離）にはあまり懐かなかったそうで、よく孫達に飛びかかって怖いと言っていました。

亡くなったと聞き、病院からお家に帰っていらしたので娘から頼まれた物を持ってお顔を拝見しに行きました。
お家に上げてもらったら、チーちゃんがテーブルにちょこんと座って私を見ていました。
お義母さんはチーちゃんは２階の部屋に閉じ込めてあった（来客時の脱走対策）のに、今まではそんなことはなかったのに、ドアを開け１階に降り、直ぐに横たわって眠るお義父さんのところに座って見てたんですよ、と言われました。
何かいつもと違ものを感じたのでしょうね。
チーちゃんと二人になったわ、とおっしゃいました。

孫が中学生になる時に同居予定でリノベーションの設計図も出来ていると娘から聞いていました。
お義父さん、早すぎやしませんか？
チーちゃんとお義母さんが寂しがっていますよ。
森昌子さんのコンサートを夫婦二人で行くのを楽しみにしていたんですよね。
お義母さんに「おかーさん、一緒に行きませんか」と誘われましたが、お義父さん（お写真）と一緒に行ってきてくださいとお断りしました。
お義父さんの治療中の苦しい姿は見ていませんが、楽になれましたか？

娘と、私達と良いご縁を結んでいただきありがとうございました。

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