2013年9月9日に保健所から保護した老犬マルチーズ♀(推定年齢12歳)
保健所から引き出し、そのまま動物病院へ健康診断をしました。
この時には酷い 僧帽弁閉鎖不全症 と判明し、逆流が酷く何時逝ってもおかしくない心臓だと言われました。
また、両足膝はパテラと言う疾患で、長い間放置されていたであろう状態で、既に痛みはなくなってしまっていて見た目はパテラとは分からず、生活には全く問題ないとの事。
酷いパテラでも、見た目は無症状でいられるなんて凄いですね。本犬に痛みがないことが幸いです。
そして、乳腺腫瘍・・・無数にありました。 私の触診でも10個以上はありました。
殆どが仁丹くらいの小さなものでしたが、大きなもので小豆程でした。
心臓が悪くなければ、摘出手術ですが、手術は命がけとなるそうなので、此処は年齢が年齢なので経過観察でと言われました。
卵巣には、何かわからないけどゴロゴロと何かあるとカルテには明記されてました。

我が家に来て6年弱ですが、色んなことがありました。
膣脱にもなりました。
何度も病院へ連れて行きました。
朝起きたら、室内血だらけになっていたこともありました。膣脱を食いちぎってしまっていました。でもこのお陰で膣脱がなくなりました^^; 良いのか悪いのか…

何度も子宮蓄膿症になり棒院へ走りました。
子宮蓄膿症は危険な疾患です。獣医にはその都度、子宮摘出手術を勧められました。
しかし、手術はイチかバチかの手術となるので、断りました。

乳腺腫瘍は合体して大きく成長。これは2年前の画像でまだまだ可愛らしい?大きさです。
獣医には こうなるともう 癌だと言われましたが、手術は勧められませんでした。

この画像は保護して間もないころ。見た目は若いのですが、皮膚の状態、白内障、歯石の状態で3名の獣医さんから12歳くらいだと その都度言われました。
確かに肌の質感などは老犬でしが、動きは老犬らしからぬ若犬と思わせるような軽やかな動きでした。

何度も危機を乗り越え、復活してくれて、獣医さんからは医療の域を超えているとまで言われていました。
こうして書いてしまうと、大変だと思われるでしょうが、それよりも日々の生活は明るく、元気で逞しく、とってもいい子で、私に幸せを沢山与えてくれました。
そして、生きると言うことを何より自分の体をもって教えてくれました。
最高の子でした。
命は一つしかなくて、それはとても大切なものです。
代わりの命なんてありません。
病気だから手放すとかして欲しくありません。
病気で臭いとか汚れるとか・・・・気にされないでください。臭いのも汚れるのも全て受け入れてあげてください。大切な家族ですから。
猫もおなじです。最後まで、愛情をかけてあげてください。
我が家の大切な大切なこの子は昨日天国へ旅立っていきました。
寂しいです。辛いです。
だけど、苦痛から解放されて良かったと思います。
この子には感謝しかありません。
COCOちゃん、ありがとう。
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