お彼岸という事で明後日に主人の父の墓参に行くことになり、主人の母と電話でやり取りをした中でこんな会話をしました。
「あの時は本当にお父さんのことで大変だったけど、介護の職員さんがいい人だったから、皆で頑張れたのよね」
主人の父は胃癌を患い摘出手術をしたものの、その後1年と経たないうちに前立腺への転移が認められ、5年前に他界しました。
79歳でした。
仕事人間だった主人の父でしたが、胃癌の摘出手術後に急速に認知症が進行し、家族だけでは手に負えない状態になり介護施設に随分お世話になりました。
とても親身になって下さる職員さんばかりで、決め細やかなケアをしていただき感謝しかありません。
認知症による主人の父の急激な変化を目の当たりにし、母も精神的に参っていた時だっただけに介護職員さんの言葉の1つ1つに母も救われたと聞いております。
そして、時を遡り…
息子たちが小学校に入学して間もない頃に私自身も近隣にあるデイサービスに勤務していました。
子供がまだ小さく、日勤のパートしか出来ない状況でしたが。
人手不足が祟り、職員の誰もが疲弊しているような職場でしたが、新任であれ、古参であれ、入所者様に不自由が無いよう全力で動いてましたし、本当に多くを学ばせていただきました。
それで何が言いたいかと申しますと、
腹に溜まったものを吐き出す為に「日記」というツールを用いる事に対して否定するつもりはありませんが、不特定多数の目に対して何の配慮もなしに吐き散らかすのは如何なものかと思います。
ここにだって、要介護のご家族のある方がいらっしゃるはずです。
ここの年齢層を考えたなら、容易に想像がつくでしょうに。
はからずも介護する側、介護される側の両方を経験した者として言わせて頂くならば、
「嫌悪感と憤りしかありません」

「お母さん、
プンスカしてると変なシワが増えますよ」
きなこちゃんに諭されたので、ひとりごと。は此れにて終了です。
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