ママが猫を洗う日

2008年7月31日(木) 486 / 0

猫はいいなぁ、洗面所で事が足りる。
先に先住猫を洗って拭いていたら、洗われるとこからずっと見ていた犬が顔を突き出して、濡れた猫の体を舐めだした。
いい子だ、犬!!　お前の番は土曜日だ。覚悟しろ。
（猫は恩返しに舐めてくれるかな？）

さて新参猫の方ですが、思ったより機動力がなくて洗いやすかったです。
それで、驚いたのが、猫の首の細さ！　ほっそい！！赤子の手を捻るより簡単な猫の首。
細い手足、細い首。なのに膨れた腹、が飢餓の子どものよう。畸形にさえ見える。
今までの栄養不足で毛も薄い。水をかけると毛が割れて地肌が見える。

くっそう～、たんと食わしてやるからな。もっと肥えてもっと毛も増やして「ふかふかの猫」にしてやる。そんで綺麗な猫になって、誰かのおうちの「ウチの可愛い子」になるんだぞ！
きっとすっごい可愛がられるからビックリするぞ。ご飯はいつでもあるし、おもちゃもあるし、たまにはミルクやオヤツも出てくるし、トイレには砂たっぷりだし、暑い夏は涼しい所、寒い冬は暖かい所がお前のために用意されてるんだ。そんで人の使う毛布とか人も使わない保冷マットが敷かれてたりするんだ。
抱っこも、掻い掻いも、高い高いも、膝の上も、お前が「して」って言うとしてくれるんだぞ。そんで眠るまでずっと撫でてくれるんだ。撫でる手が止まったら「止めちゃダメ」って言うと再開すんだぞ。すげーだろ。
…お前と一緒にいたもう１匹、あの子も連れてきたかったね。今まで２匹でいたから１匹だとつまんないね。お前のいた場所、犬の散歩コースに組み込んだよ。いたら連れてくるから、出ておいでってお前も念じておきな。

水に漬け、全身揉み洗い、シャワーをぶっかけ、タオルで包み擦りまわし、熱いドライヤーの風を当てても、とりきれなかった汚れ毛をハサミで切っても、１回も爪を立てなかったいい子です。
黒部分は真っ黒ではなく濃ぉいチョコレート交じりでした。背骨の峰に沿って毛が長く、このままいくとステゴザウルスになれそうです。
体が乾いたら、手の中で居眠りを始めました。初日の「シャー」が幻のようなツンデレお嬢さんです。
明日は写真も載せます。どうか良いご縁がありますように。

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