
"兄ちゃ〜ん、そこ、ボクも上がりたいよぉ"
どうやら勉強机に上ってカーテン越しに外を見ていたベルくんが羨ましくて、シーくんも行きたいらしいのですが…

ベルくんは譲る気がないみたい。

"ここはオレの場所だぞ。お前にはまだ早いんだ"
"そんなこと言わないで、ちょっとだけでも"
"ダメ!三年早いってぇの"

押さえつけられて落ちてしまいました。
"兄ちゃ〜ん!!"
シーくんの悲しげな心の声が聞こえてくるようでした。

そんな彼らを横目に見てクーちゃんが
"あいつら、何やってんだ?つまらん事で争って、暇だねぇ"とでも言いたげ。
可哀想なシーくんはまだまだベル兄ちゃんにはかなわないみたい。
臆病は少しずつ治りかけてるけど、同じ月産まれのチャチャにもまだ力負けしてるので、もうちょっと時間がかかるのかな〜
そんなシーくんの苦い思いとは違って、我が家の朝はいつもののどかな時が過ぎていき、お母ちゃんは洗濯物を干して気分上々。
爽やかな朝ですね🌄🎶




















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