がじろー、復活か

2019年11月27日(水) 468 / 17

去年の今頃は、朝からべるを病院へ預け、夜に迎えに行き・・の日々でした。
ある日突然、地獄へ落とされた11月24日。
1年経ってまた…です。
まだまだ癒えないのに。
猫神様は私の傷口に塩を塗り塗りしてくれています。

さて。
前回の日記の時ですが、本当にがじろーの命は消えていく準備を始めていました。
胃の出口に問題があったのかは不明ですが、水も時間をおいて吐くので頼りは補液だけ。
オシッコも出なくなっていたので、リンパ腫ではなく腎臓末期なのかとも思っていました。
甲状腺機能亢進症を持っているので、検査をしても数字では全く正常なのがややこしいのです。
もう看取りの段階と思いましたが、補液の相談だけはと思い病院へ行ってきました。
それが先週の水曜、かな？
話の内容は長くなるので割愛。

一点だけ。
抗がん剤の注射をダメ元でもう一度。
これで元気が出なければ看取る、と話をしました。
（水便も続いていたので）
注射をして帰宅後、すぐにスープを飲み干しました！！
で、吐かない！！
それで相談をしていた錠剤の抗がん剤を試すことにしたのです。
今日で7日目です。
ダメ元の注射と復調してから飲んでいる抗がん剤内服以降、一度も嘔吐をしていません。
よく食べているし（それまでは一切食べられず）
ウンチも硬くなったし
よく動くようになりました。

先週の土曜、1週間ぶり？久々に下に降りてきました。

この日で2.9キロ、かな？
写真では痩せているのが伝わらないですね。

添い寝も復活(^^)

明け方の「出せコール」も復活しました。
もう好きなようにしたらいいよ～と、ドアを少し開けて行ってらっしゃ～い♪
でも階段を降りて行っても、がじろーは猫ドアを使えません。
結局戻ってきます（笑）
夜中に置き餌をしているカリカリも食べているので、少し体重は戻るかなあ。

こんなに痩せているのに、ダイニングテーブルには余裕でジャンプしてます。
どうやら「前後の動き」には後ろ足は問題ないようですが、「左右の動き」には弱いようです。
昨夜、ホタテのお刺身を初めてあげました。
もう興奮しちゃって、煮物のお皿に顔を突っ込むわ、テンヤワンヤでした…。

満足して寝るがじろー…テーブルの上だけど。

掛かりつけの先生の元には、同じく高齢の同じく脾臓だけに癌のある子がいるそうです。
この抗がん剤で元気に？しているそうなので、ちょっと賭けに出ました。
他の子では12才かそのくらいで発症した子で、17才まで生きた子もいたそうです。
結果的には腎不全で亡くなったのだとか。
がじろーには、そこまでは望みません。
やってみて元気が出て、好きな物を食べられる時間ができるのなら。
それだけです。
ダメな子を無理に生かすわけではないので、日記を読んでくださっている方々には誤解のないよう。

いつまで続くのかはわかりません。
明日にはダメになっているかもしれないですし
いやいや、年を越しているのかもしれませんし、毎日が綱渡りです。
毎朝、神様に祈ります（無神論者のくせにw）
「今日も一日がじろーがご機嫌で過ごせますように」
そして夜には
「今日も一日元気で過ごせました。ありがとうございます」

多い時は一日５回も針を刺していました。
今は３回で済んでいるので、ちょっと楽になったかな。