ある日、いきなり私の会社に、
長毛の、可愛い猫が現れた!

私の会社周りにいる野良ニャンズとは
あきらかに違う、長毛猫。
でも…
ここは会社だし…
ごはんをあげる訳にもいかない。
とても人懐っこいニャンコ。
会社から離れず、だんだんと
弱ってきた。
やっぱりどうしても、
見て見ぬ振りは出来なくて
ついに手を出した。
まずは、寒い夜を耐えられるように
里親様を見つけるから
外にケージを置かせて下さいと
社長(今は天国にいる前社長)に
頼みこんだ。
ダメ元だったのだけれど、
社長自身も、その時は体調が悪く、
余命も…の時期と重なり、
大嫌いだった動物に対しても
愛情を持ってくれるようになっていて
元気だったら絶対に、捨ててこい!
と言うような社長が、
寒くてかわいそうだから
事務所に入れていい
と、言ってくれた。
おかげで、みるみる元気になり
私の必死さも伝わったらしく、
社員の1人が家族として
迎え入れてくれると!!(嬉)
先住ニャンコがいると聞いたので、
初期医療、去勢手術、ワクチン
全て私の自腹で行なった。
命を助けてくれると言った
優しい社員さんに、
請求するつもりなどまったくなく、
それどころか、
いかに負担を減らせるかという事
ばかりを考えていた。
事務所に保護した時には
すっごく薄汚れていたから
去勢手術の時に、数日プラスで
預かってもらい、キレイになって
戻ってきた (^^)
なのに…
連れて帰る、仕事が終わる時間までの
数時間に…
事務所内をウロウロし、
ゴージャスな尻尾がモップと化し、
あっという間に薄汚れに元どおり
(>_<)。。

でもでも、
心優しい社員さんは
そのまま連れて行ってくれ
今はとーっても大事にされて
先住ニャンコと一緒に
仲良く幸せに暮らしています。
夏になると、
ゴージャスな毛皮が暑かろうと、
大枚払ってトリミングまで
してくれているそうです。
一度だけ、会いに行った事が
あるけれど、その時には既に、
私のことなんて、
忘れてました(笑)
それだけ幸せな毎日を暮らして
いるということ。
寒くなると思い出す
可愛い愛しいニャンコの話です。
最近のコメント