#11からの続きです。
マロンのいない夜が明け、翌日午後3時過ぎに病院へお迎えに行きました。
最初の避妊手術のときは、食欲もなくなって、ちーんとしていたから今回も覚悟しておかないと…。
日曜日なので待合室は空いています。わたしは二番目だったため、すぐに呼ばれました。診察室に呼ばれると先生がカラーをしたマロンを抱いてきました。
頑張ったね。えらいね!
マロンを撫でます。
「昨晩はお家じゃないのであまり眠れなかったようですが、明け方ウトウトしてました。お持ちいただいた餌も食べましたよ。もう大丈夫。マロンちゃん良かったね。さて、体内の縫合は時間が経つと溶ける糸を使いましたが、外の傷口はしっかり縫合したので2週間後、抜糸に来てください。またその時には生検の結果が出てると思います。わたしは月いちの通いなのでその日はいませんが、手術に立ち合った者が生検の結果をご説明します」
と先生(神)が仰いました。
先生にあらためて今回どうして再発情してしまったのか聞いてみました。
「生検の結果、もし摘出組織が卵巣と仮定すると取り残しまたは奇形卵巣と思われます。どちらだったのかというのは正直術者が違うのでわかりません。あとは昨日もご説明しましたが、結果的に子宮断端部膿瘍も見つかったので手術して良かったですね。おそらく膿をこのままにしておくと食欲がなくなり元気も徐々になくなっていったはずです」
先生の説明を聞いて、あらためてほっとする思いでした。手術して正解だったな~とマロンを大きめの洗濯ネットに入れてからキャリーバッグにそっと入れます。カラーをしてたのでちょっと窮屈そうでしたが、少しの辛抱です。
先生、このご恩は忘れません。ありがとうございましたとお礼を言って診察室を後にしました。
さて、待合室でお会計を待ちます。CTも撮ったし手術もしたし、一泊してるしどれくらいかかるのかしら…見当もつきません。なんとなく50,000円くらいかな…と思ってました。フフフ。
そんなに安いわけないじゃない!と思ったそこのあなた、……正解です!はい、わたし舐めてました。
実際掛かった費用は…ドコドコドコドコ(ドラムロール)…デデンッ!
126,500円です★
領収書を見たとき、思わず「エッッッ!?」と聞き返し、スタッフさんと目を合わせてふたりでなぜか笑ってしまいました。
わたし「…カード使えますか?」
スタッフさん「はい!(きっとこのリアクション見慣れている…)」
ちなみにマロンには10日ほど抗生物質を飲ませる必要があり、病院に聞いたらピルポケットがあったのでそれも購入しました。お薬飲まないとね、マロン。
マロンと外に出ると少し陽が傾いていました。
マロンヌ、ママンヌは安心したけどちびっとお会計にびっくりしたよ…ちびっとね…。
さあ、お家に帰ろうね。と、てぽてぽ肩を落として帰路につきました。
仕事頑張ろう…。
次回は抜糸と生検の結果を書きたいと思います。

透明カラー装着のマロン(手ぶれすみません)
2020年1月某日
それではまた!
#13に続きます
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