#12からの続きです。
帰ってきたマロンはカラーをゴツゴツ当てながら家の中をパトロール。
一日いなかっただけなのにありとあらゆる場所に身体をスリスリしています。
カラーは気の毒だけど、傷口舐めちゃうから我慢ね…。
しかしこの透明カラー、病院がレンタルしてくれたのですが、良く出来ています。
必死にお腹の傷口を舐めるマロンですが、あなた舐めてるのカラーなんですけど。
でも透明だからかな…なんだか舐めている気になっている!これ発明した人天才説。
さて、カリカリも器用にカラーですくって食べるマロンですが、ピルポケットを使って薬を飲んだのは二日間だけ。なんとピルポケットだけ剥いて薬残しとる!ヒョイっと確保してお口を開こうとするもンギギギギギっとお口の力が強すぎて敗北。こうなる気がしてたのよ…。歯磨きも嫌がるものね。
パートナーに相談すると「カリカリの中にそのまま置いておいたら食べるんじゃない?」というので、ダメもとでやってみたら、あっさり食べてました。ちょっと!ピルポケットの意味!!
下手な小細工は気に入らないってか!(でもそんなところが好き)
翌日仕事から急いで帰宅すると、華麗に横座りして私を迎えるマロン。どこの貴婦人…。
ちょっと~どうやってカラー外したの…。6ヵ所もしっかりボタンで留まってたのに…。
気の毒だけどあと一日だけ…とカラーを付け直して、翌日外しました。
そうこうしているうちにあっという間に二週間が経過し、抜糸と生検の結果を聞きに行く日がきました。
マロンを連れて病院へ行くと土曜日なのにとても空いていてあっという間に呼ばれました。
診察室に入ると女性の先生がマロンに優しく声をかけてくれました。女神おる…ここはなんて優しい世界。
まずは抜糸のため、マロンをバンザイさせます。そうすると先生が、「マロンちゃん、ほとんど自分で抜糸しちゃってますね…」とのこと。小指の先ほどしか糸が残ってませんでした。何なの?ランボーなの?あなた。
先生に謝ると「傷口きれいにくっついてますね」とのこと。ちょっぴり残った糸だけ取ってもらいました。
そして、そして、お待ちかねの病理結果は以下のとおりです。
「左右の卵巣部位から採取された組織は、卵巣組織から成り立っています。卵巣内には黄体や複数の卵胞が含まれています」
っしゃーーーーーーーーーーーーーーっ!!(歓喜の雄叫び)
つまり摘出したのは、紛れもない卵巣ってこと!原因特定できたぞーーーー!
やったね、マロン!これで幸せな日々が送れるよ~。
先日はお財布アタックで、てぽてぽ肩を落として帰りましたが、その日はマロンとラララ~♪とご機嫌モードで帰宅しました。
さて、あと一回でこのシリーズもおしまいです。
次回は、今回の経験を通してわたしなりの見解、こうしていれば良かったのではと思ったことを書きたいと思います。

今日のマロンヌ。傷口もきれい^^
それではまた!
#14に続きます
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