JR石巻駅前で乗り込んだ東北なまりのタクシーのおっちゃんありがとう…
私「大阪から新幹線で来たんですけど…次の電車、17時台しかなくて…」
運「大阪から?!」
私「あっ、実は飛行機乗り遅れて…それで新幹線乗り継いできて…」
運「ブッ」
私「というかびっくりしたんですけど、電車のドアって自動じゃないんですね?」
運「wwwwwwwwwww(声になってない)」
…笑ってくれて…😿(そりゃ笑うだろ)
で、浦宿からどこへ行くの?って聞かれまして旅館名を告げたところ、じゃあそこまで送りましょう、と言って頂けました。というか最初から旅館名言えばよかったんじゃ…?←精神的にも肉体的にも疲れ果てて正常な判断が出来なくなってきていた私💦
そして…やっと、やっと!!
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今回の旅の最初の目的地である、そして友人の故郷でもあり、あの日私の大切な友人を飲み込んだ海を臨む旅館、女川温泉旅館華夕美さん(ttp://www.ohshokaido.co.jp/hanayubi/)に到着。
やっと会いに来れたで…!!
きっとあんたは今頃空の上で大爆笑やろ!?!
部屋に案内されてすぐに海に向かってそんな事を思った私(笑
女川町では死者、行方不明者(震災で行方不明になって死亡届を受理された方)合わせて約800名の方が亡くなられたそうです。
私の友人もその中の１人でした。
私が彼女とした10年前の約束は、本当に他愛もない会話で…私がまだ東北には行った事がないという話から始まって、いつか行きたいな、美味しいもの沢山食べて、温泉にゆっくり浸かって、仙台の町を一緒に観光できたらええな。いいねいいね、絶対おいで、約束な…といった、遠方の友との電話をする時にありがちな日常会話でした。まあ、これが彼女との最後の会話となってしまったのですが…。
その1年後に3.11があり、そして今年で9年目、彼女との約束から10年目😿
私にとっては、やっぱり、行こうと思ってもどうしても行けなかった9年間だったのでした😿
ちなみにこの旅が最初から予定通りならば、チェックイン前に友人の仏前にお伺いする予定だったのですが、お電話で事情を説明して時間的にそれは遠慮させて頂き、直接お渡しできなかったお供えとお土産は後日お送りさせて頂きました。
部屋から夕陽が落ちていく海を眺めていると「というかあんた女川に何しに来たん…?」っていう友人の声が聞こえた気がしました。ほんとにな…言われても仕方ないよな…😥😥
さて一息ついた後は先に軽くお風呂を頂き(残念ながらお風呂での撮影は他の方がおられましたのでできませんでした)いよいよ…夕食です!!
お品書きはこちら。
前菜 松前生いか和え
お造り 女川の海より
煮物 かれいの煮つけと野菜の炊き合わせ
鍋物 寒鱈親子つみれ鍋 オリーブオイル
焼き物 鮑の陶板焼き
揚げ物 ふぐ蓮根はさみ揚げ せり根
蒸し物 牡蠣と焼き葱の茶碗蒸し 柚子こしょうあん
酢の物 生だこのカルパッチョ
食事 宮城県産ひとめぼれ
香の物 種々盛り
椀物 ふのりの吸い物
水菓子 季節のデザート
これでもか!!という程の海鮮料理の数々…美味しくない訳がない(笑
さすがお料理に定評があるだけあって、どれもこれも全部美味しい。
口に合わないものなんか一つもなく、これぞまさしく至福の時間…(*´艸`*)という感じでした。
この時はもう今朝飛行機乗り遅れた事なんか忘れてましたね…キャンセル返金の代わりにもらったpeachポイント(しかも期限付き)の事も…ね…もういいや。
だってご飯がこんなに美味しいんだもの(*´艸`*)
ありがとう女川(*´艸`*)
美味しいよ女川(*´艸`*)
みたいな。
って今これを書いてて気づいたんですが、こんな簡単に忘れちゃうからいけないんじゃないかな私…😨?
だからいつも「やからし旅」しちゃうんじゃないのかな…😨?
4へ続く
ぺったん したユーザ
ぺったん
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