保護猫五浦ちゃんのその後

2020年2月29日(土) 486 / 4

　2月22日に里親さん宅に行った五浦ちゃんは花子ちゃんとなり、すぐに先住猫さん達とも仲良くなり、楽しく生活していた。

　ところが2日後の夜に突然発情が始まったという。

　犬の遠吠えのように大きな声でアオーンアオーンと鳴いて先住の女の子を威嚇、そしてあちこちにスプレー。

　あわてた里親さんはすぐに病院に連れていったけど、ワクチン接種1回目をしてもらっただけで、避妊手術は2週間後ですね、とのこと。

　2週間の間の先住猫さん達のストレスや、花子ちゃん本人のストレスを考え、我が家で預かろうかという話しにもなった。

　でも数日で花子ちゃんの鳴き声もおさまってきて、里親さん宅で様子を見ることになった。

　保護したその日に連れていった病院では、体重が１．１キロ。先生は生後3ヶ月くらいでしょうと言った。

　私も、見た目の大きさから先生の予想に納得した。

　その１０日後、歯科専門の病院に連れていくと、体重は１．５キロになっていて、先生は生後５～６ヶ月じゃないかと言っていた。

　里親さんが連れていった病院でも、生後半年くらいと言われたらしい。

　見た目の大きさより、歯を見たほうが正確だったのだろう。

　里親さんには申し訳ないことをしてしまった。譲渡の2日後に発情するなんて思ってもみなかっただろう。

　ごめんなさい、里親さん。

　しかし、生後5ヶ月くらいで保護したとして、体重が１.１キロだなんて、花子ちゃんの生まれ育った環境は厳しいものだったんだろうなと、泣きたい気持ちになってしまった。

　里親さんは2ヶ月の生年月日のズレは問題無いと言ってくれている。

　避妊手術までの2週間を何とか無事に乗り越えて、先住猫さん達と花子ちゃんが、発情前の仲良しの関係に戻れることを願っている。

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