いまだに信じられない。
受け入れられない。
昨日黒子を入れた段ボールにお花を入れた。
箱に入っている黒子と話していたら、お寺さんが迎えに来てくれた。
眠っているような顔をした黒子。
昨日別れて、今日再会した黒子はすごく小さくなっていた。
お帰りと言って、私は小さな箱を抱きしめた。
まだその箱を見るのが、まだ辛い。
昨日の朝7時頃、黒子は旅立ちました。

14歳でした。
去年から腎臓が悪く定期的に通院をしていました。
今年に入り通院の日が増えていきました。
黒子は明るい性格で自分が大好き。病院でもスリスリして自分の売り込みが上手い、そんな子でした。
黒子は3年近く前に我が家にやってきました。
飼い主さんがご病気になり、飼えなくなったためです。
この前の火曜日、黒子がもしかしたら長くないかもしれないと思った私は、飼い主さんに連絡をして、もし会いたいなら会いにきませんか?と伝えました。
飼い主さんには日頃から黒子の様子を伝えていたのですが、なかなか会いには来れませんでした。
木曜日、久しぶりに飼い主さんと黒子は再会しました。
だいぶ痩せてしまった黒子を見せることになり、申し訳ない気持ちになりました。
でも、会っていただけてよかった。
今月に入り、毎日毎日病院へ通った。
良くなったり悪くなったりの繰り返し。
でも急に容態が悪化してしまった。
いま、この家の中の見えるところに、黒子の姿がないのがすごく不思議。
どうしていないのかな?とも思っている自分がいる。
なんだか受け入れるのに時間がかかる気がする。


最後の写真は亡くなる前の日。
もうまっすぐ歩くことも出来なかった黒子が、朝気づいたら2階の布団の上に。
力の入らない後ろ足で階段を上がってきたのだと思うと、どれだけ時間がかかったのだろう・・・と考えただけで切なくなる。
短い時間だったかも知れないけれど、我が家へ来てくれて、ありがとうね。



















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