里親さんを探した子もいました。
里親さんに恵まれて我が家から幸せにしてくださるお家へ行く事ができた子もいます。
反対にご縁がなく、我が家で暮らすことになった子もいます。
いまは里親さんを探すことはしていません。
だけど・・・・・私は自分の家にいる子に売れ残りと言う言葉を使った事はありません。
たとえ里親さんに出会えなかった子でも自分とご縁があった子を売れ残りとは思っていないからです。
同じ兄弟の子猫を保護しても、全頭里親さんが見つかった経験を私はしたことがありません。
里親さんを探すにあたり、私は自分からお見合い希望者の方のお宅に伺わせていただき、住宅環境やご家族の生活のリズムなどいろんな事を質問させていただきます。
そして後日、お互いの中で納得できたら猫をトライアルに連れていきます。
大体1週間程度のトライアルですが、トライアル中は毎日一度連絡をいただいています。
とくに心配なのは食べない、飲まない、トイレをしないです。
ですから、丸一日経ってもトイレをしなかったときは申し訳ないですが、トライアル中止でお迎えに行きますと事前に伝えます。
そして譲渡となったときには、誓約書などの記入の他に、もしこの子が飼えなくなったときは何年経ってもいいから連絡をしてくださいと伝えます。
もちろん、引き取るためです。
譲渡後、ある程度は近況報告をしていただきます。
何かあったときや、譲渡1ヶ月、避妊去勢をしていただいたときなどです。
だいたい1年ぐらいだと思いますが、それ以降は連絡を頂いてないです。
1年も経てば、その子の一番の理解者は飼い主さんです。
何が好きで、何が嫌か、季節の変わり目の体調変化など、そういった事は飼い主さんが一番わかっていることです。
もちろんご好意でご連絡いただく事もありますが、こちらが何年もお願いし連絡してもらうことではないと思うのでお願いしていません。
私はペットショップで猫や犬を迎えてもいいと思っています。
ペットショップに好意的ではないですが、今売られてる子にも幸せになってほしいからです。
買わずに保護猫をと言う方もおみえだと思いますが、では買われなかった子はどうなるのですか?と思うのです。売られているその子に罪はありません。
私の譲渡の仕方や猫に対する考え方が合わない方もおみえだと思いますが、これはあくまでも私のやり方で考え方です。
人それぞれでいいのではないでしょうか?
どんな考え方ややり方であっても、どこから迎えたとしても、猫が安心して楽しく幸せならいいと単純な私は思うのです。

猫タワーの寿命が、あまり長くなさそうです。



















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