今日はちょっと嫌なことを書くかもしれません。
私は沢山の猫と暮らしてますが、いい飼い主でもいい人でもないんです。
もともとそんな事も考えてもないです。
猫がたくさんいると、大変な事の方が多いかもしれません。
私が30匹を超える猫たちと暮らすようになり、10年近くになると思います。
増やしたのは自分が決めた事だけど、愚痴をいいたくなる時や猫に優しくできない時もありました。
仕事でクタクタになり帰ってきて、このまま寝たい、座りたい、ゆっくりしたい・・・というときでも、まずは猫の世話。
疲れているのに2時間ぐらい世話をし、それから自分たちのご飯の支度。
食べるより眠い、ウトウトしちゃう時もありました。
体調の悪い時、前に夫婦でノロになった時もずっとは横になれず猫の世話。
そんなこともありました。
自分に余裕がないとき、掃除してもすぐ汚したり吐いたり、畳む洗濯物や布団で粗相されたりすると、猫を叱ったりした事もありました。
家の壁紙はボロボロになったり、お金も働けど無くなっていきました。
泊まりの旅行も行けない、時間を気にしながらの生活。
自家繁殖したわけでもない、言い方は悪いけど人の尻拭いで増えていった猫も沢山います。
いい飼い主でもないし、いい人でもないくせに、猫が病気になれば元気になって!と思い、亡くなれば目がパンパンになるほど涙がでます。
我が家が決して猫を手放さず、崩壊せず、里親さんに託した子たちもいますが、10年近くこんな生活がやれたのは、意地や根性もあるかもしれないけれど、命がかかっているからだと思います。
迎えた猫たちへの命の責任。
粗末にされてきた子たちに最低限の生活をさせてあげたい。
その気持ちを沢山の猫たちがいて大変な毎日を送ることになっても持ち続けられたから超えてこれたのだと思います。
犬や猫だけじゃなくて、生き物を迎えるのは簡単です。
でも最後まで付き合うのは簡単なことではありません。
自分が大切にしている物に粗相するかも、吐くかもしれません。
自分が楽しみにしていた予定があるけどその日に命に関わる病気になるかもしれません。
病気や老い、生活の変化、なにもなく看取れることは少ないと思います。
自分が動物たちより何があっても大切で、生き方も変えず、自分のルーティンも変えたくないなら、一緒に暮らすのは難しいかもしれません。
買うこと、飼うことは簡単です。
でも迎えた子たちの目線にも少しはなってくれる飼い主さんが増えると手放される子たちが減るかもしれません。



この子はミー。
体重が1.7キロになって20日が過ぎました。
今日もご飯を欲しがり食べ、トイレも自分で行きます。
この子の命が尽きるときまで、ミーがミーらしく生きれますように。
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