なので、できれば初日からスムーズに、猫と一緒の楽しい生活を送っていただきたいと思うのですが、、、
タイトル通りで、ほとんどの保護猫さんの場合、“最初”が“最大”のハードルだと思います💦
※保護猫の中でも、生まれて間もない頃から人にお世話してもらってる子猫や、もともと大切に飼われていたのに手放されてしまった成猫、お外でも餌やりさんにベタ慣れだった成猫、、、などは別としてです。
「僕たち頑張る」スカイくんと翼くん

いくらシェルターでナデナデにゃんこになったとしても、初めましてのお家、ご家族の中での環境では、まぁ~怖がる、怖がる。そして警戒して心を閉ざします(涙)。
隠れて出てこない、ご飯を食べない、トイレにも行けない、夜鳴きしまくる・・・なんて当たり前です。
「僕も、、、かな?」ピーポー

ちょっと脅してすみません;;
でも、<最初だけ>なので、どうぞ心くじけず、この難関を突破してください!!!
その先には幸せこのうえないモフモフ猫ライフが待っているのです!!!
この(全然慣れてくれる気がしない;)(逆に可哀想なことをしているのでは;)と思ってしまう状態も、【全員、200%必ず終わります】から、むしろ「ドーーーーン」と構えてお待ちください!!!
人と良い意味での触れ合う機会が少ない状況で育った猫たちは、例えば外で、人に追いかけられたり、物を投げられたり、蹴られたり、傘を振り回されたり、数々の嫌な怖い経験をしてきている子が多いです。
なので、本当に人が怖い。不信感の塊です。
「クリスピーキスをくれるなら♪」フランキー

それが、シェルターでお世話係の皆さんに、「可愛い可愛い」と愛され、美味しいオヤツをもらい、一緒に遊んでもらい、少しづつ心を開いて、撫でてもらう心地よさを知り、人の温もりと優しさを知るようになるのです。
そして卒業なのですが、、、猫さん達からすれば、その新たな環境が【夢の幸せ♥ずっとのお家】なんて想像つかないわけです。
きっと、
(何するの?どうなるの?また捨てられるの??殺されちゃうの??ぎゃ~;;;)なんて、あの過酷だったお外の生活がフラッシュバックしたりして、生きた心地がしないでしょう。。
「ちゅーる、ウェーイ♪」ブービー、パーマン、まゆみ

たぶん皆さま、保護猫をお迎えするのは一筋縄ではいかないと覚悟をもってお迎えしてくださる方ばかりだと思いますが、どうぞ、この生きた心地がしてない猫さん達の気持ちに寄り添っていただき、辛抱強く、距離が縮まるのをお待ちいただければと思います。(成猫では環境に慣れて落ち着くのは一か月目安だとも言われています。)
募集記事に「慣れている子」と載せていると、お迎えしてスグに撫でたり抱っこできると思ってしまいがちです😅
勿論、子猫や、成猫でも中にはそういう子がたまにいますが、ほとんどの子が最初に書いたような“最大のハードル” が待ち受けています。
「慣れている子」の慣れている状態は、その環境に馴染んでからなのです。。
「シェルターではベタ馴れだよ」パンくん

重ねてシツコイようで恐縮ですが、どうぞ、その最初にして最大のハードルを忍耐強く乗り越えていただき、難関を乗り越えたからより一層幸せを感じる、この素晴らしき猫ライフを皆さまに味わっていただきたいと思います✨
その辛抱強くお待ちいただいた日々は、いつか必ず良い思い出話になりますので。。
☆ねこけんから保護猫をお迎えいただいた場合、その最初のハードルがトライアル期間にあたる時でもあり、スーパーベテランボランティアさん方の豊富な知識と経験で、強力なサポート・アドバイスをさせていただきます。(ちょっと宣伝。笑)
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