ごめんな 罪悪感と脱力感

ごめんな　　罪悪感と脱力感

2020年11月14日(土) 560 / 0

ミーは3年前に我が家で迎えた子でした。

生後２ヶ月で拾われて、ずっと前の飼い主さんと暮らしていましたが噛み癖があって、甘噛みができない子でした。

猫に対しても襲うなどの攻撃性もありました。

飼い主さんが病気になり、知り合いの方だったので、是非お願いします！とのことで我が家へ迎えました。

我が家は誰から引き取るときもお金の請求はしないし、費用が出せないからと言うことで引き取らないこともありません。

ミーとの生活は、最初は大変なことも多かったです。
キレやすく喧嘩になる猫には本気で襲う。

人を噛むときも加減がわからず歯が通るほどに噛みました。

そんなミーでしたが、夏から脱水などの体調不良。
どんどん痩せていき、何ヶ月も体重は1.6〜1.7キロ台。

それでもご飯は誰よりも食べました。

ミーが亡くなる朝、６時頃に主人が見たミーは様子が変わらずでしたが、私が朝起きたときには様子が変わっていました。

急いでブドウ糖を飲ませましたが、ミーの容態は上がらずで、意識もないまま。

病院が８時半にはスタッフの方がいる、どうかその時間まで持ってほしい！
そう願いながら、ミーの身体を温めたりしました。

だんだんと呼吸が浅くなっていくミー。

そして８時半少し前、ミーはこの世を去りました。

ミーが死んでしまったのは、飼い主のせいです。

なぜ寝る前に元気そうでもブドウ糖を飲ませなかったのか！

主人もなぜ様子が変わらなくても朝一番でブドウ糖を飲ませなかったのか！

なぜ私も主人と同じ時間に起きなかったのか！

自分たちのせいでミーが死んだ・・・・これはどんなに悔やんでも悔やんでも変わらない。

主人は自分を責めていると思います。

口に出して言わないけど、後悔をしていると思います。

私も私で、自分に対して後悔や苛立ちが先にきて罪悪感でいっぱいなのです。

たしかにミーの身体は限界だった。

よく３ヶ月持ったと思います。

でも死ぬのはこの日ではなかったと思うのです。

昨日は朝から夕方まで仕事で、ミーが生きていたとして、昨日10時間以上ブドウ糖が投与できないから、昨日帰宅したら亡くなっていたかもしれない。

今日、ミーはお骨になって帰ってきました。

私はミーの姿を見て、あらためて自分の責任の重さを感じたのです。

今日は休みでしたが、体がすごく重くて動くのがだるい。
動かなきゃいけないのに、動けない自分がいました。

風邪気味な子もいる、ワクチンの子もいる。

動け！

頭の中でわかっているのに、やる気がおこらない。

今月になって2匹目の看取り。

先月今月で3匹の看取りのロスがやってきたのかもしれない。

ミーちゃん、ごめんな。

まだ少しだけ生きれたよな。

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