今回は動物霊園に訪れる人々の72時間でした。
愛犬愛猫など今は亡き子たちへお参りにやってくる人々。
また今お別れをしようとしている人。
テレビを観ていて、少し前の自分は腐ってたなぁと思い出しました。
10月に立て続けにFIPの宣告、ミーの通院。
治してあげれない子たちの通院は明るい気分にはなれませんでした。
ただその子たちらしく最後を迎えてもらう通院。
自分の不甲斐なさや助けてあげれない自分にイライラし、仕事も少ない今の時期の不安や焦り、そんなマイナス思考の自分だったと思います。
我が家には大和と言う黒猫がいます。

天真爛漫な子で、一つのことしか考えられないタイプ。
人が大好きだけど、甘噛みができません。
怖がりでケンカも弱い、そんな子です。
大和は、小さいお子さんや高齢の方のお家には不向きです。
全速力で走ってくるので、私も何回か膝カックンされ倒れそうになってます。
目覚めると3時間は走り、疲れたら寝るといった生活。
もしかしたら運動が必要な猫のタイプかもしれません。
そんな大和は、私がどんなメンタルでもお構いなし。
毎日毎日、甘えたい、抱っこしてほしい、走り回って暴れるの毎日。
腐ってたとき、私はいつも大和にそんな気分じゃないんだよって思っていたと思います。
ある日、私が廊下を歩いていて角を曲がると大和がヘソ天で嬉しそうにこっちを見ていました。
待ってたんだぁ〜〜と言わんばかりの嬉しそうな顔。
いつからやってたの?やまちゃん・・・。
私は思わず笑ってしまいました。
いま思うと、マイナスな自分から少しづつ抜け出せたキッカケだったかもしれません。
犬や猫など大切な存在は、いつかお別れが来てしまいますが、目に見えて触れる今も、きっと家のどこかにいて見えない存在になっても、自分に力をくれているのかもしれません。
最近のコメント