朝晩の寒さに「冬」を感じる頃。
暦を見れば今年も残すところ一月余り。
そりゃあ、寒くて当たり前か。
寒いのは二本足も四本足も同じことで、お嬢さん達に至っては人肌で温まった布団の中は最高の寝場所になってるようだ。
琥珀さんは主人の寝床で。
きなこちゃんは私の布団に潜って、ぬくぬくとしている。
陽があたる時間帯には、陽射しで暖まった私のベッドの上で寝転んでいることが多いようだ。

そして夜には
琥珀さんは主人の腕枕で眠り
きなこちゃんは私の下肢に挟まるようにして眠る。
お嬢さんを起こしてはならんと何となく気を遣い、寝返りが打てないのが難儀なのだが、可愛いあの子の体温を感じながら眠りにつけるのは寒いこの時期限定であり、互いの生ける時間を共有している感じがして嬉しく思う。

命の灯火は時として突然消える。
それは猫だけではなく、命あるもの全てに当てはまること。
明日の朝、私が寝床で突然死しないとも限らないし、買い物に出たつもりが死神に片道切符を握らされ永遠に帰れないかもしれない。
そんな事を言ったらキリが無いのだが(笑)
だからこそ、共に過ごす時間は大切にしたいと思う。

ブレブレの琥珀さん。
普段は主人にベッタリだが、何の気紛れか私に甘えにやってくる。
(1ヶ月に1度程度)
数分ひざの上で撫でられ、飽きたら噛みついてプイッと離れていく琥珀さん。
琥珀さんの個性もまた愛し。
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