ナナは家ネコぶりも板につき、同時に甘えん坊ぶりも増してきました
日中の暖かい時間帯は犬がベランダに出てる為、ナナは家の中を走り回ってます
私が二階に行けば二階に、階下に行けば階下に、引き出しを開ければ引き出しの中に、かと思えばオモチャで遊び始めたり

最近のおきにいりのオモチャはカップラーメンのおまけに付いてきたエコバック
クルクルと丸めてたたんで床に置いといたら、これをボールのおもちゃのように追いかけ回して遊んでます

相手してもらえないと、私の足を甘噛みしてきます
”お腹すいたよー”、”トイレしたよー”、”かまってよー”
で、お昼頃になると、疲れていつの間にか眠ってます
まるで、小さな子供のよう。 子猫の時に甘えられなかった分を取り戻してるのかしら
ナナがまだ野良猫だった時に、真夜中に大きな丸々とした猫の後ろにくっついて二軒隣りの家の垣根から出てきたのを見たことがあります
田舎なので大抵の家は、敷地の中に畑があり、畑の向こうには裏山が続いてます。野良猫はこの畑の中に身を潜めてることが多いようです
親子なのか親分子分なのか、猫の世界の上下関係は不思議です。
家の敷地の外で野良のナナにご飯をあげようとすると、なぜかその大きな猫が現れて、ナナは逃げてしまいます。なので、ナナにご飯をあげる時は、必ず家の敷地の中に入れて、フードを食べさせました。ガツガツとフードを食べるナナの向こうで、敷地の外から首だけ出して、シャーッと恐ろしい声で物凄い形相をしてナナを睨みつけてる大きな猫の姿はちょっと怖かったです
人間が見たって怖いんですから、ガリガリに痩せて小さかったナナにとってはおそらくもっと脅威です
毎日ご飯を食べにきてたナナがたまに姿を見せない時がありました
どうしたんだろうと思って家の周りを探すと、庭の隅や車の下など必ず家の敷地のどこかにその大きな猫がいました
歩く姿も全く違いました
たまに日中、その大きな猫が道路を歩いてるのを見かけましたが、道の真ん中を悠々と歩いてました
ナナはキョロキョロと周りを伺って、向かいの家の納屋か我が家の縁の下あたりにサッと逃げるように走っていきました
最初私はナナを家の中に入れるつもりはなかったので、ベランダにナナがはいれるくらいの大きさのプラスチックの箱を置いて、中にクッションを敷きました
一度その中に入って休んでましたが、次からは何度か中を覗いて、はいりたそうにしてるんですが、はいろうとしません。不思議に思って中を確かめると、クッションにおしっこがしてありました
あの大きな猫はナナのとても怖いお母さんなのか、それともこの辺りのテリトリーを牛耳ってるボスなのかよくわかりませんが、野良猫の生きる世界はとてもキビしそうです
過酷な生活を生き抜いてるのは、あの大きな猫も同じなんだろうな
夕方になって冷えてきて暖房を入れると、ナナはまた自分の気に入った場所で一眠り

ちょっと伸びをして

家ネコになって、もうすぐ2度目のクリスマスが来るね🎄
何にも特別なことはしないけどね😁



















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