北海道地震で脱走した猫を無事見つけた飼い主さんの見事な捜索事例

2021年2月14日(日) 802 / 0

２０２１年４月１５日　５：２０　更新記

２０１８年の大きな北海道地震で脱走した飼い猫を
見事な捜索方法で無事見つけた飼い主さんの捜索事例を
紹介します。

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９／６北海道地震で自宅から脱走した飼い猫ですが、
２０日目の朝６：３０くらいに自宅から150m離れた
家の庭の中に設置した捕獲器で捕獲しました。

①自宅中心の地図をコピーし半径50.100.150、200m、と、
　コンパスで円を描く。
②最初は半径59mからスタートし、猫が潜みそうな場所に、
　近隣の方に事情を話して、夜に置き餌をさせてもらう。（敷地内の場合もあり）
　朝必ず回収。置き餌はガラス容器に始めはカリカリ。
　カリカリの次はウエットフードなど。
③置き餌が2日続けて無くなっていない場合、
　または、リスに食べられている場合は、同じ場所には置かない。
④もし置き餌が空っぽになっていたら、その家の方にお願いし、
　捕獲器を置かせてもらう。
　これを、繰り返しながら、範囲を広げていく。
　置き餌の箇所は50m半径ごとに、50箇所くらい。
　夜仕事から帰ったら10時くらいから置き餌をし、
　朝5:00くらいから捜索兼ねて回収。
　（飼い猫は、この朝の捕獲器回収の時に発見されました。）
　大変な作業だが、大切な我が猫発見の為に毎晩繰り返しました。
⑤チラシは1000枚直接近隣の家に事情を話して手渡し。
　ただ、情報提供はありませんでした。
⑥町内会役員の人にお願いし、猫好きで餌やりしている人を教えてもらい、
　その仲間網で情報を提供して貰えるように頼みました。
（このやり方は、札幌市内の保護団体に教えてもらいました）

この捜索で近隣の方々は、置き餌や、捕獲器の設置などとても協力的で、
敷地内に設置させてもらえたり、一緒に探してくれたり、
チラシもコピーして拡散してもらったり、本当に助かりました。

飼い猫は病院で検査された際に、どうやら動き回った様子もなく同じ場所で
潜んでいたらしいと動物病院の先生から言われました。
＜北海道札幌市　オス５歳＞
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★（私からの感想）
　居そうな場所を絞り込んだら、持ち運び可能で安価な
　トレイルカメラ（動体検知で自動録画。夜間も赤外線で撮影可能。）
　を設置して猫を確認することもお勧めです。

　チラシを１０００枚手渡ししたそうですが、
　近隣の方だけでなく、比較的離れた地域の方も
　見れる外にポスターを貼ってから、
　居そうな区画に集中的にチラシを手渡し、またはポスティング
　する方法もあります。
　マクロ捜索（室外のポスター貼り）で囲い、居そうな区画に
　集中的にミクロ捜索（チラシの手渡しや家にポスティング）です。
　
　近隣の方だけでなく、比較的離れた地域の方も
　見れて効果が上がったかもしれません。

　猫の性格や環境によっては、１キロ、２キロ先まで
　移動する可能性があります。

　捕獲器の扱いについては下記リンクを参照してください。
　※四角の線内の青い字のタイトルをクリックしてください。
　

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