猫の神様、NNNの前に

2021年3月14日(日) 245 / 2

おいら、ただ今47歳。
そんなおいらが小学生の頃、親から「猫を虐めちゃいけない、祟られるから」と言われ、その実例（猫に石を投げた人が原因不明の病気で猫のように四つん這いにしか歩けなくなる）を聞かされ、泣きそうになる程震え上がって、「猫を虐めちゃダメだ」と思ったものです。
30年前くらいの話ですね。
最近はそういうことって言わないのかな？聞かないのかな？

猫の多頭飼育崩壊は「去勢避妊しない」という部分が問題になってくるから、まだ「猫のいじめ」とは厳密にいえない部分も出てくるとは思いますが、明確な猫の虐待の話を見聞きするたびに、小さい頃に親から聞いた「猫に悪さをしちゃいけない」ということとその実例が頭をよぎります。

猫を虐待する人達って、祟りの話聞いてないのかな？
祟りを怖いって思わないのかな？
「迷信」って嗤うのかな？

昨日、ちょっとした譲渡会に行きまして、猫を虐待する人の話を聞きました。
詳しくは書けないけど…普通の人はそういう発想にすらならないぜ！と言いたくなる話でした。
猫が嫌いなのは人それぞれですが、普通の人なら猫が嫌なら、猫を見ないようにするだけです。
思わず「そんなことしたらきっと祟られる」と言ってしまいました。

でもきっと、その人は既に祟られていると思います。
「あんな風に猫を虐待するなら、（弱い立場の）自分の子供も虐待するだろう。もしかしたら嫁さんも虐待するかもしれない」と、その人に嫁に行く人、嫁にやろうとする人がいなくなるだろうから、どんなにその人が望んでも子孫は残せない…と。
でも、それを猫の祟りとして関連づけるには弱すぎる。
北海道で数年前に話題になった、超悪質な多頭飼育崩壊を引き起こして書類送検になった人を追跡取材したマスコミが、その後もそいつが多頭飼育していることを掴んでます。

最近、猫の神様はニャンニャンネットワーク、略称NNNなる、猫を終生保護してくれる人間と猫をマッチングさせる業務に集中しているようですね。
それはそれで良いことだし、NNNが見せる、不思議なご縁は感動ですらあるのですが…昨日聞いた虐待の話や悪意ありまくりの多頭飼育崩壊の話を聞くと「猫の神様、NNNの前にやることあるんじゃないですか？」と言いたくなります。

猫に限らず虐待も多頭飼育崩壊もなくなってほしいです。

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