長男は「猫使い」と呼ばれ、「チッ、チッ、チッ、チッ」という声だけで先代猫を意のままに操っていた熟練者。
しかし、さすがに拾われて間もない仔猫2匹には手を焼いていた。
「シャー!!、気安く触んじゃねーよ!」
この仔猫たちに対して、気長にというか、シツコイというか、ウザイくらいに時間をかけてちょっかいをかけ続け、猫じゃらしでこねくり回す。

当然、シャー!!と言われるものと思いきや、なぜか、2匹とも目を輝かせて猫じゃらしで遊ぶようになった。
さすが猫使い。
ツボを押さえていらっしゃる。
というか、あまりのしつこさに
「も、もう、堪忍、堪忍、遊ぶからこしょばんといてー」と白旗を挙げた感じ。
ならば、ということで交代して猫じゃらしをパタパタしてみると、
「けっ、そんな猫じゃらしじゃ相手にならねーぜ」と言わんばかりに2匹とも沈黙。
というよりも長男と交代して近づくだけで沈黙。
長男に代わると「きゃははは! もっともっと~」
交代「…」
長男「ウヒャ、ウヒャ、もっとパタパタしてよ~!」
…じゃあ、せめて遊んでいる写真ぐらい撮ろうとするも、近づくだけで「遊ぶのや~め~た。」
何とか粘って撮ったのがこの一枚。

最近のコメント