
(先代猫ちゃんトムと幼き息子)
皆さんの日記を拝読するなかで
猫ちゃんの寿命やそこにたどり着く迄の色々を
考える事があります。
子供の頃から沢山の猫ちゃん、ワンちゃん達と暮らしてきました。
その数だけ お別れもしてきました。
私が一緒に暮らしてきた猫ちゃんの中で
最も長生きしてくれた先代シャムミックス兄弟の
トムは他の子達とは少しばかり違っていたのです。

(トムの兄弟 先代猫ちゃん マイケル)
月齢1ヶ月程の時に知り合いから引取った先代シャムミックス兄弟のトムとマイケル。
とても仲の良い兄弟で何時も一緒。うちのお兄ちゃんが生まれてからは、とっても面倒を見てくれる優しい子達。
私の知識の無さから なかなか気づいてあげることが出来ず、マイケルは腎臓を悪くし9歳で旅立ってしまいました。。。。
同じごはんを食べ、ずっと一緒だったトム。。
当時心配になり健診を受けましたがどこも悪い所はなく、健康そのもの。
それからも特別な事は何もしませんでしたが
病院知らずで過ごします。
15歳を過ぎた頃からは殆ど声を出すことがなくなり
いつも見つめる事で気持ちを伝えて来ます。
気に入らなかったり、間違っていれば 表情で知らせます。
その頃から少しづつ容姿に変化が出てきました。
ほっそりとしてきて、骨格がよく分かる。。。
ごはんはしっかり食べていますし、とっても元気。
20歳になる頃には 更に容姿が変化します。
なんと云うか、猫ちゃんなのだけど猫ちゃんではない様な、よく似た違う生きものみたいな。
毛艶も悪くなってきてましたし。
歩き方にも変化が出たのがこの頃。とってもスローで、まさにお爺ちゃんといった感じです。
なのですが、ごはんの時や私の帰宅時等には嘘のように機敏にも動きます。
長生きした猫ちゃんは猫又になる
本当に 猫又なんじゃないのか と思う程に特別感が出てきていました。
そしてこの頃には まだまだ生きるニャ‼️と云う
意志の様なものも感じられました。。
22歳になる頃には足腰がとても弱くなり
殆ど一日中寝て過ごします。。食も細くなり
時折、トイレに間に合わず粗相をする事もありました。
それでも元気で瞳には力が漲っていました。。。
23歳を迎えて いよいよ歩けなくなってから
殆ど食べなくなり それでも その瞳に 輝きがなくなることはありませんでした。
7年前の今日
一緒に育ってきた 当時大学生だったお兄ちゃんに看取られて 旅立ちました。
もう歩く事も出来なかったのに、自分からお兄ちゃんの膝に乗り お顔を擦り付けながら
ニャ っと小さく一度ないて
そのまま眠りについたと。

今 仔猫時代の トムとマイケルにそっくりな
🍑が家族の一員です。
トムに負けない位 長生きしてほしいな。
お目通し頂けた皆様、有難う御座いました。
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