動物病院で診断されたのは猫風邪であった。そういえば目のグジュグジュの他にも動物病院までの道なりでクシャミを連発していた。
インターフェロンの注射を打たれペット禁止の我が家へコソコソと帰る。
自分の家に天使がいる、、、!たまらない!!!でもペット禁止!でも天使はもう手放せない!!!!
罪の意識に耐えきれず、契約時にお世話になったアパ○ンショップの店員さんへ電話した。
「かくかくしかじかで...もし許して頂けるのであれば家賃に上乗せで言い値をお支払いさせて頂きたいです」
「そうなんですね...でもきっとダメだと言われると思います。しかし仔猫であれば鳴き声もうるさくないので黙っておきましょう。大きくなる前にうちで、飼える家また探しに来てくださいね」
アパ○ンショップのお兄さん...それでええんか... 。
その日から私の家探しが始まった。

あっという間に日は立ち、天使がきて数日が経とうとしていたが天使はいきなり知らない所に連れてこられたストレスで猫風邪が悪化し飲まず食わずの状態になっていた。
日に日に弱っていき保護して6日で病院通いは夜間救急を含めて5回にもなっていた。私が近づいても威嚇どころか目も開けずグッタリとする姿をみて連れて帰らなければよかったと泣いた。

心配で泣きながら仕事を休み、強制給餌が始まったがついにら嘔吐しもうだめだとグッタリする天使の前で私はひたすらに泣いていた。その日行く病院でさえも、痛い注射をされるのに行く意味があるのか私は天使を苦しめてしかいないと自責の念にかられ藁にもすがる気持ちでYahoo!知恵袋へと投稿した。
↓以下投稿内容
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10226615910?__ysp=5LuU54yrIOmnkOi7iuWgtCA15pel
この時回答してくれていた方が親身になって助言をしてくれなければきっと私は天使を失っていたでしょう。本当にありがとう御座いました。
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