保護猫を脱走させてしまった　深い後悔

2022年7月31日(日) 2022-07-31T14:27:25+09:00 1191 / 0

７月１５日に、老齢の母が玄関から我が家で７か月保護していた猫を脱走させてしまった。
すでに２週間経つ。

保護した経緯は、昨年のことだ。
長毛種の猫が１０月くらいから近所を走り回っているのを見かけた。
長毛種なのに外飼いする方ってどういう方なんだろうと思っていた。
厳寒の１２月に、我が家の庭の捕獲器にその猫が入った。
未去勢だったので手術をしたのち、リリースしようかと思ったが
厳寒なので、警察と保健所に迷いネコの問い合わせをしたのちに保護猫生活を開始した。
病院に連れていき、ウイルス検査等をして、お腹にたくさんできた毛玉を５０か所も
切り取ったりもした。

通常野良猫を保護したら、みんなおおむねおとなしく室内の快適な環境に順応してくれていた。
しかしその子は、外に出たがっていた。窓サッシをカリカリ掻きまくっていた。
一度３月に、母が玄関から脱走させてしまったが
その時は３日後に捕獲器にかかり帰ってきてくれた。

しかし、今回は帰って来てくれない。
幸い居場所は特定できていて、ご近所の餌やりさんの家の玄関に寝そべっている。
そのリラックスの仕方が尋常でないので、
「お宅の飼い猫さんではないのですか？」とお聞きしたが
「違います。家では家の中で猫は飼っていません。野良猫に餌をやっているだけです。」と
おっしゃる。
しかし、そこのお宅では終生飼養とか、完全室内飼いという猫の飼い方は以前からしていない。
何故か、ある程度飼うと飽きるのか少し大きくなると外に放してしまう。
過去にもそういう例があり、やせ細って野良猫化しやせ細り死んでいった元飼い猫を見てきた。

しかし、その猫にしてみれば、我が家のような多頭飼育のところで
完全室内飼いされるよりも、そこのお宅で朝晩餌だけもらって後は自由奔放に
うろつきまわれるほうがよっぽど幸せを感じるようだ。

完全室内飼いと終生飼養をすべきと思っている立場からすれば
なんとも、そのような飼い方を猫さんから拒否そして否定されたようで
情けない思いなのだが、
脱走後、ほとんどそこの家の玄関前に逗留して、かといってうちの庭にも
現れたりする、が、絶対に捕獲されることに拒否の態度を貫く猫さんに
お手上げ状態なのである。

毎日のように、そこのお家に餌やマタタビ持って通ったりしているが
、捕獲器を置くから餌やりをストップしてくれとお願いしても
それについては聞いて下さらない。
あまりしつこくしてトラブルになったりしても嫌だし
（もしかして、おっしゃらないがやはりそこの家の猫さんだったのかもしれない）

手術はしてあるので、リリースしたと思って
あきらめるしかないかと自分に言い聞かせるが、この炎暑の中
気になって仕方がない。