
この子はタニャ子。
我が家にやってきて5年ほどになります。
我が家が3軒目になります。
最初の飼い主から飼育放棄され、引き取ってくれた方のお家へ行きました。
その方が病気で飼えなくなり、縁があって我が家へやってきたのです。
この子は人が嫌いで怖がりです。
触ってとも言わないし、要求も言いません。
普段鳴くこともあまりないです。
そんなタニャ子、少し前から気がかりでした。
食欲も落ちてきたし、毛もバサバサになってきて、なんだか体調が悪そうなのです。
普段触ることもできないので、なんとなく生活ぶりが違うことしかわかりませんでした。
しかし最近口が開いているし、ヨダレも出ていて舌もでっぱなし。
やっぱり口の中が痛いんじゃない!
捕まえようと思っていても、多分タニャ子は異変に気づいて逃げるだろう・・・でも病院に行かなくては・・・
5日の月曜日の朝、とりあえずネットに入れて捕まえてみよう!
そう思いネットを用意。
すぐに出かけられるようにキャリーも準備。
タニャ子の住んでる部屋へ行くと、たまたま窓枠にいて座っていました。
チャンスかも!
タニャ子の顔の方からネットをかけていき、タニャ子お願いだから病院行ってください!と話かけながらそろりそろりとネットを動かしていきました。
タニャ子は恐怖のあまり目を見開いたままネットから逃げようと思い、緊張のあまりネットから逃げるつもりがネットの中へ入ってしまいました。
なんとかネットに入ってくれたので急いでファスナーを閉めて、なんとかキャリーの中へ入れることができました。
捕まえた時間は9時半ぐらい。
この日は仕事で11時過ぎには家をでなくてはなりませんでした。
もし病院が混んでいたらタニャ子を病院に置いて帰ろうと思っていました。
自転車を漕ぎながら、タニャ子良くなるよ!と声をかけながら病院へ向かいました。
病院へつき、触れない子ですが口が痛いと思うんですが・・・と診察していただきました。
タニャ子は恐怖のあまり暴れることもできず、わりとすんなり診察をすることができました。
思った通り歯がグラグラで抜けかかっているのもあって、ご飯食べるのも痛かったと思います。
タニャ子にとっていいこと、その日に抜歯とスケーリングをお願いしました。
ついでに血液検査、ウイルスチェックなど必要と思うことはやって下さいとお任せで預けてきました。
夕方仕事終わりにタニャ子を迎えに行き、結果を聞きました。
エイズ、白血病マイナス。
血液検査でとくに悪い所もありませんでした。
口の中は歯を全部抜いたとのことで、歯はボロボロになっていました。
抜いたことにより、これから痛みもなくご飯が食べれるといいなぁって思います。
月曜日に抜歯してからタニャ子との心の距離はできてしまったようですが、今はヨダレもなくなりご飯も前より食べやすいみたいです。
写真のタニャ子は抜歯後の姿です。
お疲れな顔をしています。
飼い主としては病院へ行ってくれて感謝しかありません😊
ありがとう、タニャ子。
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