「大家族まゆたまのつぶやき　vol.9　泣ける猫漫画 Best３」

2009年9月28日(月) 2009-09-28T15:57:57+09:00 1573 / 2

えー誠に勝手ながら、私まゆたまが、これは泣けた！感動した！猫漫画ベスト３をご紹介します。

第3位　『チーズスイートホーム』

みなさんよくご存じのチーです(*^。^*)
ちっちゃくて、可愛くて、お転婆なチーと、やさしい家族のほのぼのストーリーですよねぇ
えっ！？なんでチーが泣けるかって！？
ホラホラ、ペット不可のマンションで、チーをこっそり飼っていた頃、北海道の親戚のお家にチーを預けようかって事になって。。。。。

　　誰もいないシーンとした部屋、チーがいない・・・
　　1人たたずむお父さん　　「チー・・・」

そこでパッと夢から覚めます！
目の前には、チーが！！
「チー！」絶対どこにもやらないよとばかり、チーをギュッと抱きしめるお父さん・・・

そして、まゆたま涙、涙　ウッウッ(T_T)　えー話や
　
テレビアニメも先週で終わってしまい残念！！
アニメでもいっぱい泣いたワ
お家がわからなくて途方にくれているチーをみては泣き、
『くろいの』に会えてよかったね～と言っては泣き、
家族にやっと会えた！チーよく頑張ったよ、と泣き・・・
　
ＤＶＤも買おうかなぁ


そして、

第2位　『猫姉さ』

この『猫姉さ』は、『風から聞いた話』の中に収められているお話です。
ちょっと悲しくて、心がジーンと温まるまる作品です。
作者は、奈知未佐子さんです。

◎ストーリー紹介（ラスト　ネタバレなしです）

　むかーし、むかし、ある村に働き者のお父と幼い娘「さね」がいました。
お母は、さねを産んですぐに亡くなっていましたので、父娘は仲良く２人でつつましやかに暮らしておりました。

ある日、お父は、片目の白猫を拾います。
すると、村人たちは口々に言いました。
「そんな、縁起の悪いもの拾うもんじゃねぇ」
「早く捨ててしまえ」
それでも、こころやさしいお父は、さねの為に片目の白猫を家に連れて帰ります。
さねは大喜びをして、その猫に「すず」と名付けました。
さねとすずは、たいそう仲良しになりました。

でも、幸せな日はそう長く続きませんでした・・・

お父が、仕事中に屋根から落ちてしまってしまったのです。

息も絶え絶えの中、お父はまだ幼いさねを残して逝くことが気がかりでなりません。
誰も頼る者もない中、最後にお父は「すず・・・さねを頼む」言葉を残し息をひきとります。

その日の夜、白猫すずも姿を消しました・・・

天涯孤独となってしまい泣き続ける少女さね
「お父、お父・・・すず・・・」

村人達は言います
「ホラ言わんこっちゃない　あんな片目の猫を拾うからだ」
「恩を仇で返す、とんでもない猫だ」と・・・

村人達は、１人になってしまったさねを寺に預けようかと相談しているところへ１人の若い娘が現われます。
娘は「さねちゃんのお父に頼まれて来ました」と言います。
　

　一人になってしまったさねのもとに現れた若い娘。。。。。
　この娘はいったい誰なのか・・・何の為に。。。！？


続きは、書店でどうぞ(*^^)v

短編の漫画にもかかわらず、ラストでは必ず泣いてしまうまゆたまです。。。。。


そして栄光の第１位は！！！
『花田少年史』から『走れメロン！！』です（＾◇＾）
　作者は一色まことさん　
　（現在、ピアノの森連載中　こちらも素晴らしい作品ですよ）

アニメ化や映画化もされている人気漫画ですよね♪

主人公「一路（イチロ）」が、交通事故をきっかけにお化けが見えてしまうという不思議な能力を身につけてしまう事からお話は始ります。
色々なお化け達が、一路のもとにやって来ては無理難題をお願いします。
生前心残りな事、どうしても伝えてほしい事をそれぞれの恋人や家族に一路から伝えてほしいと。。。
どのお話も笑いあり、涙ありの名作なんですが、中でも今回紹介する「走れメロン！！」は猫好きな方はもちろん、そうでない方も号泣間違いなしです！！

号泣ですよ！号泣！！(ToT)/

まゆたまなんか、初めてＴＶアニメで見たとき、３０分以上涙が止まらず、イスから立ち上がれませんでしたよ・・・

その後、漫画本、アニメＤＶＤと購入し、時折見ては号泣していますぅ
涙と一緒に色んなものがきれいに流されて、浄化されていく気がします。
究極のデットクス効果あり！です

◎ストーリー紹介（もちろん　ネタバレなしです）

時代は昭和30年代頃のどこにでもある田舎町、そしてその頃どこにでもいた主人公の悪ガキ一路。

ある日、一路は、クラスメイトの洋平と些細な事から大ゲンカになります。
もう、ボッコボコの取っ組み合いのケンカです。
そんなケンカの帰り道、一路の前に一人の若い娘が現われます。
「一路君、お願いがあるの・・・」
申しわけなそうに、頼む娘。。。
また、お化けからのお願いかぁと思う一路に娘は
「洋平君に思い出してもらいたい約束があるの・・・」と、
さっきまで大ゲンカしていた洋平に！？と思う一路だったが、
自分にお願いにくるヤツはみんな切羽詰った事情をかかえたヤツばかりだ・・・
この姉ちゃんも、きっと何かあるんだろうと思い
「姉ちゃん　名前は？」と聞く
「メロン！」娘は答えます。
なんじゃそのふざけた名前は・・・

翌日、学校で一路は洋平に詰め寄ります。
「おまえ！メロンて姉ちゃんと何か約束しただろー」と、
洋平は何が何だか全くわかりません。
「思いだせー」と一路
「そんな約束知らーん」と洋平
話は、堂々巡りで、教室内はまたまた大ゲンカ勃発です！

職員室でこってり油をしぼられた帰り道、洋平はみかん箱に捨てられている子犬を見かけます。

箱・・・・・捨て犬・・・・・みかん箱・・・・・

メロン箱・・・・・メロン！！　メロン！！！

洋平の頭の中に一気に、去年の夏休みの事がよみがえってきます！
　　
去年の夏休み、田舎のおばあちゃんの家で拾った仔猫の事を！！

メロンの木箱に入れて、可愛がった仔猫に「メロン」と名付けた事を！！！

急ぎ一路のもとに向う洋平！

一路に一緒におばあちゃん家に行こうと誘います。

その時はじめて一路は知ります「メロン」は猫だったんだと。。。

洋平のおばあちゃん家に向かう電車の中、洋平はメロンとの思い出を話し始めます。

川に流されて死にそうだった子猫を助け、メロンの木箱でお家を作り、一人で育てたことを・・・
おばあちゃんに猫を飼うことを反対された洋平は、
毎日朝から晩まで、メロンと遊び、一緒に魚を捕り、何をするのもメロンと一緒だったと。。。
メロンのおかげで色褪せた夏休みが、どれだけ楽しいものになったかという事をポツリポツリと一路に話します。

そして洋平はメロンと約束します
「メロン！一緒に暮らそう！俺達はずっとずっと一緒だぜ」

でも、事態は急変します。

洋平の母親のお産が重く、命が危ないと！！

急きょ、家に帰る事になった洋平。。。

そして、メロンは一人河原に残されました・・・・・

一路に言われるまで、メロンの事をすっかり忘れていた洋平・・・

洋平は自分を責めます
「俺は・・・サイテーだ・・・・」

涙を拭う洋平を見て、一路も早くメロンが待つ河原へ急ごうと決心します。

きっと、何か大変な事になってるに違いない。。。

胸騒ぎがする一路・・・・・


　一体どんな危機がメロンに迫っているのか！？

　メロンの本当の願いとは！？

　１秒でも早くメロンのもとへ！！

　急げ一路！！　泣くな洋平！！！


こうして、物語は怒涛のクライマックスへと続いていくのです。。。


ラストは、しゃくりあげてしまう程の号泣　(T◇T)

秋の夜長、きれいな涙を流すのもいとおかし。。。