するとケージの上で寝ていたコタローの所にぶんたが向かって行きまして。
いつもならプイッと避けるコタローですが眠かったのかな? しばらく一緒…と言ってもくっついたりせずにぶんたはベッドに入ってましたが、近くで寝ていました。
少しずつでいい。距離が近づいて欲しいですね。

眠れないのは困りましたが、可愛い2匹を見られたのは嬉しい出来事でした。
と、このように物事には幾つかの角度があると思います。
だから「保護主さんのつける条件が厳しすぎる」というのは物事の一面だと思うんです。
私自身、コタローもぶんたもショップからお迎えした子ですし、条件的に保護猫を任せて貰えるかと言えば多分ほとんどの場合で「ノー」だという自覚もあります。
猫が好きで一緒に暮らしいたい、というだけではクリア出来ない条件もありますしね。
)ただコタローとぶんたは私に何かあれば家族がきちんと後を見てくれる約束はしています)
一度は保護猫を…と考えて沢山の募集に目を通しました。
今も友人が環境が整えば猫を迎えたいと望んでいるので一緒にあれこれ話したりもしています。
確かに条件は厳しいんですよ、里親の角度から見れば。
「そんなにたくさん募集を出しているのに決定が少ないけど、決まらない猫たちはどうしてるの?」とか、
「そんなに厳しい条件で譲って貰える人いるの? どんだけ脱走対策すればいいの?」とか。
思う事は時々あります。
でも逆に保護主さんのお気持ちもわかるようになりました。
ネコジルシで日記を拝見していても、簡単に捕まる猫は少なく、予算だって潤沢にある訳ではない中でたくさんの保護主さんが身銭を切って活動をされていらっしゃるのがわかります。
厳しい条件は保護した子達が幸せに、安全にこの先の時間を暮らして行く為に必要だとしていらっしゃるもの。
元からの知り合いに譲るなら兎も角、メールでのやり取りなどから相手の人柄を読み解き、本当に信頼して託せる人間なのかを査定しないといけない訳ですもんね。
言葉だけならなんとでも取り繕える。だから生活環境を見る必要が出てくるのでしょうし、突っ込んだ質問と書かれている部分もそうなのだと思います。
もちろん保護主さんにも色んな方がいらっしゃるし、詐欺を働く輩も混ざっているという話も見かけます。
里親も虐待目的や、命を任される覚悟なく申し込む方もいるでしょう。
里親に決まらずに文句を言いたくなる気持ちもわかりますが、少なくとも「引き受けてくれる人が出てきたらラッキー」と思って保護をしている保護主さんはごく僅かだと思うんです。
私は年齢的に今いてくれる2匹を送った後は、猫と関われるとしたら預かりボランティアなどの形になるのかな、と考えたりもします。
これから猫の寿命も30年にのびるかもですし、自分か猫かのチキンレースになるのは猫に悪いですし。
でも、どうにか猫に関わっていきたい。先代や今の猫ズから貰っている幸福を返して行きたい、と願います。
ネコジルシで出会う方はまず「猫が好き」という共通点がある筈。
そこからお互いを知り、猫にとって幸福な環境や未来を考えていけるようになればいいな、と思ってみたりした、ここ数日でした。

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