とは言え、まだ今は震えるほどのこともなく。

ハチ君はお気に入りの三角ハウスでゆっくりお寝んね中。

…あれ?
七七保やん。
ハチ君は?

「あたちが入ったら、ハチお兄ちゃん出て行かはった。」
出て行かはった?追い出したんちゃうん、それ。
で、ハチ君はどこに…。
あ、こんなお布団の隅っこに。

ハチ君、三角ハウス七七保に取られて、こんなとこで寝てんの?
何も七七保に譲らんでも、あれはハチ君のやし。
「ええの。ぼく、お兄ちゃんやし。三角ハウスは七七保に使わしてやる。」

「それにここも結構お気に入りやねん。」
七七保にハウスを取られても、怒らないハチ君です。



















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