あの日から毎日泣いているけれど哀しみが癒えない。
泣いて、嘆いて、後悔しても、もうどうにもならないのは判っているけれど。
ただただ哀しい。涙が止まらない。心に大きな穴が開いてしまった。
洗面所で歯を磨いていると、私がどこかへ出かけるのかと思って、すぐそばに駆けつけてくれたこと。
歯磨きして、顔を洗ったあとに坊ちゃんを抱き上げると左の肩にしがみついてくれたこと。
抱き上げたまま洗面台の鏡を見るとそこに映っているあなたがとてもうれしそうな表情をしてくれたこと。
あなたが肩に抱きついてくれてると私も胸のあたりがポカポカと温かく幸せなきもちでいっぱいになったこと。
抱きついてくれてるあなたを写真に撮りたかったけど、あなたを抱きかかえて支えるために両手が塞がっていたから結局写真が撮れなかったこと。
生まれてきてくれてありがとう。うちの子になってくれてありがとう。
ただ、そこにいてくれるだけで幸せな気持ちになれた。
でも「幸せだった」と過去形にしたくないよ。……
あなたに逢いたい。あなたが恋しい。
毛皮の着替えはもう終わりましたか?それともこれからですか。

どうか私にチャンスをください。あなたとまた一緒に暮らす機会を。
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