
1年経ったということで、今日はその頃のことを思い出しながら書いて行きたいと思います♪
去年の8月9日。
玄関前で植木に水をあげていた時、ふと見ると高さ150cmほどある和室の腰窓のサッシにブラーンとぶら下がる茶色い物体が…
それが最初に見たのんの姿でした(笑)
うちの猫たちのニオイを嗅ぎつけ侵入を試みたのでしょう。
えっあれネコ?猫??危ない危ない!!と駆け寄るとぶら下がっていたサッシからもがき落ち、慌てて逃げて行きましたが、すぐまた戻ってきてその場にうずくまる茶トラ猫。
力無くぐったりとヘタり込みずっと目を閉じているさまにこれはマズイなと思い、カリカリを少し持って来て差し出しましたがまた逃げてしまう。
ご飯を置いて離れると瞬時に飛びつき貪り食う姿にホッと一安心。
それから毎日、茶トラ猫は私が帰宅すると見ていたかのように何処からともなく現れるように。
私は「ニャッ太」とその子に仮の名前を付け、ご飯をあげることにしました。
私たちはスマホでいつでも見られる防犯カメラを玄関に設置。
会社で確認するとニャッ太は15時くらいにやって来て玄関前でじっと待っている日も。
その頃残業が通常だった私は帰りがいつも19時半過ぎになっていて、そんなニャッ太を見たらもう気になってソワソワ(笑)
取り敢えず保護できないかと思い、ニャッ太にもうちに来ないか?と誘ってみたり、それなりに迎える準備は整えましたが、まだ警戒心が解けないニャッ太とうちの子たちとの同居を考えると難しく、なかなか保護に踏み切れずにいました。
そんなことが続き、冬が近づいて来た頃。
右頬に膿が溜まったらしく、顔をパンパンに腫らしヨロヨロとやって来たニャッ太。
一刻を争う状態に保護する覚悟を決め、1週間後に保護団体さんからお借りした捕獲器で捕獲できましたが、その時には皮膚が破裂して右頬はグチャグチャになっていました。
滴る血と膿にこの先どうなるのかと心配しましたがお薬のお陰でその後1ヶ月くらいでキレイに完治!ニャッ太頑張った!

その後うちで飼うことを決め、名前も「のん」へ変更。
8ヶ月経った今では何とかうちの子たちと慣れ(げんさんはまだケンカ腰)、一緒に生活できるようになり、楽しそうに遊ぶ姿やクーラーで涼む姿を見る度、本当に良かったとのんを撫でながら思います。

すっかり私たちにも懐いてくれて、おはようとおやすみのご挨拶を欠かさなかったり、帰宅するとダッシュでやって来てお出迎えしてくれたり。まったくお前は義理堅い奴だねと笑っています。

こんな子になるなんて1年前には想像もしていませんでした(^_^;)
のんを受け入れてくれた優しいうちの子たちにも心から感謝です。私のワガママを聞いてくれて本当にありがとうね♪♪♪

きみたちはみんな大事な家族。
健やかに穏やかに、これからも猫たちと大切に毎日を過ごして行きたいと思います♪



















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