超長文です。興味がない方は面倒くさいと思いますのでスルーして下さい。
誤字脱字意味不明部分あるかもしれませんがご理解下さいますよう。
3月14日（日曜）9:30頃 ワクチン接種の為助手席にシートベルトで固定したキャリーケースに入ったうずと私は車でガレージから車道にバックで出たところにすごいスピードで走って来た車に追突されました。
何が何だかわからない私は助手席のキャリーケースのフックが衝撃で開いているのを
発見、あっ！と思ったと同時にケースからうずが出てしまい後部席に行くのを見ました。
（これがうずを見た最後でした）
あーうずは怪我してない よかった 後ろに行けばシートの下にでももぐるだろう と思いつつ 振り向いた私は後部窓ガラスが割れていることに気が付き大丈夫ですか？怪我は？ と聞いて来た事故の相手に 猫を見ましたか？！猫は？！と。
相手は 自分は猫は見ていません。 と言うので うずは運転席か助手席の下にもぐっているのだろうと やっと車から降り
近所の人に窓をふさいでもらいながらうずを捜しました。
でも うずは すでにどこかに行ってしまっていたのです。
目撃者もなく。
その後レッカー業者や警察が来て 現場を離れることはできず
業を煮やしてお巡りさんに急いでください、
実は猫が乗っていまして逃げ出しています、
外に出たことがない子なんです と訴えたところ
周辺を回ってくれたもののうずはいません。
やっと話し合いが終わり相手は非を認めて10: 0という事で話し合いはつきました。
その後周辺を捜しましたがうずは見つかりませんでした。
そして 私の右肩が腫れて来たので すぐ、救急病院へ行きレントゲンを撮りました。
骨に異常はありませんでした。シートベルトはしていたものの右肩がドアかシートに押し付けられたのかと思われます。今でも内出血しています。
車は右後ろバンパーまでめちゃくちゃで今考えると私の体に直撃したらと思うとぞっとします。
病院から帰って来たのが午後2時過ぎだったと思います。
ポスターを作り貼りつつご近所にお願いして 近くに住む叔父夫婦に捜索を助けてもらいました。
そしてその日は暮れて行きました。
うずがいないうちは火が消えたように寂しくおばあちゃんも泣いています。
泣いていても結果は得られません。インターネットで猫が行方不明の時どうするかを調べました。
警察にポスター持参で届け出、保健所、考えたくはないけど清掃局（市役所窓口）、
動物愛護センターで保護している子をチェックすることなどです
ポスターは人が集まり掲示板があるところと思い
市役所や市の出先機関、郵便局、スーパーマーケット、動物病院 など どこも親切に承諾して下さいました。
そして 今回の件は事故によるもの、はたして費用が出るかどうか この時点ではわかりませんでしたが とにかくペット探偵をお願いすることにしました。
（相手の保険の補償内容にもよりますが保険会社から費用は出ます）
電話をしても夜のため、出るところが少なく携帯に転送になって出てくれても明日は行けない との返事 そしてやっと一社来てくれるところを見つけました。
遠方なので10:00過ぎに来るとの返事、私が朝は病院があると言うともう少し早くしますと言うことで翌朝9:30頃来ました。
3月15日（月曜）2日目
状況を説明 家からただ脱走した子なら猫も出かけたところに帰って来る習性があることから戻る確率も高いのですが うずは大きな音と衝撃に驚いて飛び出たのでショックが大きく遠くに行ってしまうことも考えられると言うことで絶望的。
この日ポストイン用ちらし(電話番号入り)を作り 探偵さんが各お宅に回りながら手渡しできるところは渡しながら説明。
不在のお宅にはポストインしたようです。この業者はポスター貼りには消極的でした。
ポスターは結果が出たらはがす手間があります。
（業者曰くいたずら電話などかかるからだそうで・・
ポストインしたものには業者電話番号が記載してありました、
契約して3か月間は 通報を受け取ってくれるそうです）
病院で精密にレントゲンを撮ってみましたが骨は大丈夫でした。
午後から探偵さんと一緒に回り 近隣のお宅の庭や物置を開けてもらって見せてもらいました。
しかしうずの姿はどこにもありませんでした。
目ぼしいところに餌をおいてそこに潜んでいれば食べるだろうと(のらちゃんが食べてしまう場合もありますが）餌がなくなっていれば捕獲機を置いてみる方法をとる。
家の周りには使っていた猫砂もまいておきました。
夜は自力で捜索しましたがのらちゃんにすら会えませんでした。
家の中にいると悲しくてどうしようもありませんので庭に出てうずを呼んでいました。
3月16日（火曜）3日目
翌朝、餌は食べたところもあり食べてないところもありでした。
おもに大きな敷地のお宅の縁の下と開けっ放しの物置に仕掛けました。
この日は探偵、Ｓさんと一緒に回り、独自に作ったポスターを貼ってくれるところにもちこんだりして探し回りました。
しかしこの日も通報も手掛かりも何もなく 捜査期間が終了したのです。
担当Ｓさんは感情を表さない性格なのかうずがみつからないことにもたんたんとしていて必死さが感じられず、捜索する服装や態度、携帯道具にもプロ意識が見られずやることをやっていればこれでいいのかも知れませんが 私には物足りなく感じました。
（この2日間で見つかっていればまた評価も変わるのでしょうが）
夜、以前アドバイスをもらっていた猫探偵さんに電話しました。
仕事中にもかかわらず この業界のことを熱く語っていました。
この方は3日後でないと来られないということで
ではいったいどこが信用できるところなのか聞いてみました。
するとＮ探偵社が真面目に仕事をするということで 昨日まで頼んでいたＰ社の半分以下の費用で契約時間外でも独自に調べてくれるとあり私も明日は仕事に行かないとならないことから通報があった場合などどうしても自宅付近に人を置いておきたいのでここに依頼することにしました。
3月1７日（水曜）4日目
昨夜、電話で話した社長さんが翌日8:00に担当のＭさんと来てくれました。
こちらは目立つポスターの枠があってそこにうずの写真をはめ込み
子供にも興味を持ってもらえるものを作ってもらうことにしました。
ポスター作成料金はサービスしてくれました。
そしてこの日、私は仕事 Ｍさんには捜しながら土地勘を養ってもらいました。
夜は友人たちも探してくれましたがうずはあいかわらず姿を現しません、いったいどこに？無事なの？何か食べているの？
心配で心配で 胸が痛く 泣いてしまいます。
でもこちらから捜しにいかなければうずには会えないような気がして外に捜しに行きます。猫は夜から早朝動くと言うので早起きして家を中心にした半径100ｍ範囲をめやすに捜して回りました。
3月18日（木曜）5日目
翌朝Ｍさんが持ってきたポスターは目を引くデザインです、これなら興味を引きます。
家の付近はもう覚えたと言うＭさんがポスター貼りを開始。
私は捜索を手伝いに来てくれた友人とポスター貼りをしていると犬の散歩の人たちが声をかけてくれました。昨日までに貼ったものやポストインで知ってくれたようです。
Ｍさんが猫がかくれそうなところに目星をつけそこに餌を置き
食べてあったお宅に捕獲機を置かせて頂きました。
5日目なのにうずの姿さえ見た人はいません。
夕方になるとどうしようもなくなりＭさんに泣いて訴えて明日こそとお願いしました。
3月19日（金曜）6日目
もうそろそろ何か通報があってもいい頃なのにガセネタさえなく焦りがピークに。
捕獲機はからっぽ、隠れそうなお寺に行ってみるとＭさんがすでに来ていました。
何種類か周辺にあった毛の中のたった1本の毛がうずのと似ていたので 今日は餌を置くにあたって 猫の毛がつくようにガムテープをセットしてどんな猫が来たのか特定しようと試みました。
仕事をしていた私にＭさんから電話、見つかった？！ 電話に出ると別の場所に移動した捕獲機に猫が入っていたとの連絡、
しかし よその猫さんで（この捕獲機は怪我はしないように金網製ではありません）
今度は捕獲機をここのお宅の納屋の2階に置きました。
今日でペット探偵業者さんとの契約は終わり、社長さんに連絡して3日間（見つからない場合は1日延長料金サービス）で頼みました。
夜は独自に遅くまで捜索、捕獲機には何もかからず 餌場のガムテープに付いている毛もうずの物でもなく また振り出しのようで大泣きしてしまいました。
3月20日（土曜）7日目
休日なので友人たちが一緒に探してくれました。
相変わらず目撃情報はなし。
強風の中、ポスターを少し遠方に貼り歩きました。
捕獲機を置いてあるお宅の縁の下が開いていて奥深く続いていることに気づき、明日はここに捕獲機を移動させようと思います。
強風注意報が出ている、うずは怖がっているんだろうな。どこにいるんだろう。
また泣いてしまいました。
3月21日（日曜）8日目
明け方より荒天、早朝捜索はあきらめます。千葉は特別強風だったようです。
その後天気が回復、餌を置いてある場所を見回りました。
強風のためセットした餌は飛ばされ ついていた毛の確認はできませんでした。
捕獲機もからぶり、ここにはいないようなので縁の下に移動させます。
お寺のガムテープには白い毛がたくさんがついていました。
うずのものではないようです。
強風で敗れたポスターを貼りなおしつつ聞き込みして歩きました。
うずが反応するステンレス食器をスプーンでたたいてみたり
（ご近所さんはすでに皆さん私をわかってくれているので）
我が家の庭では機会があれば うずちゃん うずちゃーん
と三軒先まで聞こえるように呼び続けました。
近くに潜んでいれば聞こえて帰る場所がわかるかもと思ったのです。
ただ逃げた状況の大きな音が飼い主に怒られたと思って飼い主の呼び掛けに
答えない場合もあるとのことです(T_T)
この日も暮れて行き 今夜も風が強く寒くなります。
いったい、うずはどこにいるのでしょう。
私はどうすればいいのかまた泣いてしまいました。
変人と思われてもあきらめないよ、うずちゃん。絶対捜すからね。
住宅地、公園、犬や猫たちとも顔見知りになり みんなにうずちゃん見たら
教えてねと頼むと まばたきして答えてくれる子もいました。
夜捜して回るものの手がかりはありませんでした。
3月22日（月曜）9日目
朝 見知らぬ携帯番号から電話が入る、もしやと出ると
少し離れた公園で黄色い首輪をつけた猫が追いかけられていたと
教えてくれる人からの電話でした。
違うとわかっていましたが行ってみました。
すでに猫の姿はありませんでした。
同じところでも何回も歩きまわることが探す秘訣だと言うことですのでまた家を中心に半径100mの範囲目安に歩いてみるもののうずの姿はありません。
もぐっていた猫は7日から10日ほど過ぎるとそろそろ周りのにおいにも慣れて出てくる頃なので目撃情報があってもいいのです。
捜していると 庭を見せて下さるお宅や倉庫などを開けて下さる方
皆さんばかばかしいと思わずに親切にして下さいました。
そしてこの日も暮れて行きます。
ペット捜索契約は明日まで、社長さんに電話しました。
同じ時間帯で探しても無駄では？猫は夜行性 夜が効果的なのでは？と。
夜、住宅地に懐中電灯を照らしたりすると警察へ通報されたりすることもある、また夜、請け負っても 探せない場合 本当に仕事をしているのかと疑われる などから あまり積極的ではありません。
ただMさんは個人的に暗くなっても動いているはずだとおっしゃる。
努力や勤勉は認めますが 重要なことは少しでも早くうずを発見することなのです。
とにかく明日発見して最後にしましょう！と電話を切りました。
今夜も捜索するつもりですが ふと考えました。
早く寝ていつもより早い時間の夜が明ける前に探してみようと。
3月23日（火曜）10日目
3時に起きて家を出ました。
いつも まず我が家の庭を回ります、昨夜は餌付け対策を実施して
カニカマを要所要所にセットしておきました。
我が家も3か所に置きましたのでチェックしましたがまだどれも食べてありません。
その時一緒に探していた長男が 何か音がした と、周りを捜すものの何もいません。
家を後にして 住宅地、公園、えさ場 捕獲機 チェック（何か入っていましたよ）
蓋を開けて あっ！ すぐ閉めて これは探偵さんにお渡ししましょう。
うずではありません。
その後 お寺へ行こうとする私に 長男が 何だか家が気になると言いだし ではと 一度家に寄りました。
これが功を奏したのです。
庭方面を探した長男が おーいこっちだ と小声で呼びます。
何？また のらちゃん？
い～え 屋根のひさしの上に見覚えがあるシルエット
あまり鳴かないうずが ニャーニャー言っています。
私の家の二階の窓から屋根には簡単に乗れます。
カニカマを餌にうずちゃんうずちゃん と呼ぶものの 興奮状態のうずはあっちへ行ったりこっちに来たりなかなかつかまりません。
長男が屋根に乗り私がひさしの下に踏み台を置き手を伸ばすと私の
腕の中にうずが来ました。
久しぶりに抱くうずは軽かった？いやそんなに軽くはないぞ？
キャリーバッグはどこかに放り投げてしまってあったので ガレージ続きの物置に入り
絶対離さない！とうずを抱いていました。
部屋に戻ったうずはごはんをわしわし食べました。
体はあまり汚れていません、無傷です。
10日日間もいったいどこにいたのでしょう？
猫に口なしです。
翌日病院へ連れて行った結果 ○んちは異常なし。
血液検査の結果は Na（塩分）数値高め、やはり何か食べていた？
体重は400g～500gほどの減少なので10日間飲まず食わずは絶対ないとのこと。
先生は肝臓を心配していましたが大丈夫でした。
家の周りにいれば食べるだろうとおいたのはいつもの療法食、
カニカマは昨夜からで全然食べてなかった。
塩分が多いと言うことは療法食以外の何かを食べたのです。
（水分摂取量が少ないとNa数値が上がるのでしょうか？）
いったい、うずは体も汚さず 体重もこのくらいをキープして
どこにいたのでしょう。普段は4.5kgですが現在4.1kgです。
でも元気に帰って来てくれたのです。
蚤ダニ対策もして また しばらくしたら病院で○んち検査しませんと。
水もたくさん飲んで元気です。
見つかってみてよかったと思うことは 家の前で行方不明になったことと私の怪我がこれくらいですんだこと、うずが無傷で元気が良いことです。
この期間テレビも見ず新聞も読まず 仕事は最低限
保険会社とのやりとり 早朝から深夜にわたる捜索など
人生何番目かの最悪アクシデントでした。
室内飼いのうずが外でどうやって生きて行けるのだろうと考え、泣き続け いてもたってもいられませんでした。
この思いは二度としたくありません。
発見当日は皆さん喜んで下さいました。
Mさんはポスターはがしに午後4時までかかりました。
見つかった場所の説明をしていると うずが出窓からMさんを見つめていました。
Mさん、笑ったことがなかったのですが この時はうれしそうに笑っていました。
直接かかわってくれた方たち、ポスターを掲示版に貼ってくれた
派出所、市役所、郵便局、動物病院などにお礼に伺いました。
数枚 “見つかりました”のポスターを貼りました。数日後に、はがします。
うずはこうして帰って来てくれましたが 行方不明になり見つかっていない子もたくさんいます。
心情をお察し致します。
とにかくあきらめず名前を呼び続け多くの人に知ってもらい探し続けることだと思います。
御近所に怒られてしまうかもしれませんが
餌付け戦法で多くの子が帰って来ているようです。
猫はあまり食べなくても水だけでもしばらくは生きて行けます。
3か月後に見つかった子もいます。
大変ですがあきらめずみつかるまでがんばって下さい。
まとまりのない長文日記、読んで下さってありがとうございました。
現在捜されている方など ご質問ありましたら コメントに入れて下さい。
少しでもお役に立てればいいので なんでもお答え致します。
捕獲機にいたのは初めて見たのですがハクビシンでした。
市役所に引き取ってもらいました。
うちの周りは住宅地です。
今ではあまりない農家のお宅の縁の下に住んでいたと思われます。
獰猛らしく 捕獲機のふたを開けると威嚇していました。
ハクビシンにすれば災難でした。
数日後Mさんから電話があり 今、どこ？と聞くと 茨城で鳥さん捜しだそうです。
鳥さん、見つかりますように。
帰って来たうずです。
今は安心して寝ています(^^ゞ
ぺったん したユーザ
ぺったん
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