いったい誰の手に? と思われていたことでしょう^_^;
ある日届いた1通のメール
ネコジルシさんからの映画完成披露試写会のお知らせ。
さっそく映画H.P.にてあらすじを読みました。
震災の後 余震もまだ続いています。
夜の東京へ千葉からはるばる行くことに懸念があるものの
自分の中で この映画の内容と向き合うことも必要なのを
自覚しつつ、まぁ当たることもないだろうと思いながら応募しました。
数日後 何と当選のお知らせ♪\(^o^)/
2人で行けると言うことで友達を誘って行くことになりました。
会場 シネマート六本木
4月8日(金) 19:00より
映画 キミとボク
http://kimiboku-movie.com/index.html
失礼ながらこのお話、存じ上げませんでした。
やまがらしげとさんのWeb(Flash)アニメーションが実写化され
この映画が出来たということ。
ネットのアニメ版は本日拝見しました、
映画でも使われているカノンの旋律がこのストーリーに良く合います。
頭をなでられにっこりする銀王号がかわいくて悲しい。
ネコ写を見られている方はうずを御存じかと思いますが
我が家には今年5歳になるオスのアメリカンショートヘアがいます。
小さかった銀王号(猫の名前)はうずにそっくりで幼いうずの思い出と
重なり、主人公との関係は 私とうずとのそれによく似ています。
この映画は猫の銀王号が語ります。
田舎から上京、一人暮らしの青年が漫画家を目指しています。
自分の方が才能があったのに友人が先に認められたり
安定した職についた友人にお酒をおごられることも素直に喜べないけど
それを口に出すこともない一人暮らし。
こんな生活の中で銀王号は10年の間
だまって寄り添ってくれています。
そして・・・別れがあります。
****************** ********************** ****************
猫は 一緒に布団に入って 最初はグルグルグルグル
そして寝息に変わり、かわいい寝顔が朝まで私の顔の前にある。
うずの顔を見ながら時々考える。
ここで私と暮らしてうずは幸せを感じているのだろうか。
****************** ********************** ****************
銀王号は言っています。
”キミと遊んで楽しかったな、
ボクはいつもそばにいるよ
キミがだいすきだから・・”
その時
うずもそう言ってくれるかな
課題は重く私にのしかかる
このかわいい存在が永遠であってくれたらいいのに。
上映する映画館は地元にはないし ネコジさんのご招待がなければ
この映画を観ることはなかったでしょう。
向き合いたくない問題、ずっと話題に登ることも避けていました。
映画の中では銀王号が気持ちを語ってくれていることで
少しは救われる思いです。
かわいいにゃんこタレントも力演しています。
上演後のトークショーで猫を撮ることの難しさを窪田監督も
語っておられます。

監督の窪田崇さん、音楽の平井真美子さん、やまがらしげとさん
小さい仔はまだ動いてくれるが 大きい仔は撮影が長くなると
全然動かなくなる、
結果 本当は飼い主の後をついて回るシーンが
テーブルの下にもぐっているシーンに変更。
でも、それが逆に良い感じに出来上がっていました。
まずはWebアニメを見て それから劇場に足を運んでご覧下さい。
この静かな1人と1匹の映画が動物との出会いの意味を
考える機会を与えてくれるはずです。
ネコジルシさん、今回はありがとうございました。
私は夕べ帰宅してからずっと 涙もろく我が愛猫をみつめています。

目黒雅叙園も この日のイベントに盛り込まれました
左下はうわさのすばらしいトイレ

強風の中の目黒川の桜 ^_^;
雅叙園から見下ろす桜の風景もおすすめです
最近のコメント