子供の頃にワタシが見つけ大人になるまで一緒だった親友猫を老衰介護の後見送って以来、喪失感が拭えずなるべく距離を取って来ました。とはいえ生き物格別、猫が大好きなので友人の保護猫活動やお迎えサポートなどは積極的にお手伝いし心の奥にずっと傍にいたい気持ちを仕舞い過ごしていました。
そんなある日、(10月の出来事です)長男が母猫に見捨てられひとりぼっちの仔猫に出会い急遽連れ帰りました。

小さいのにガリガリで病院でケアを受けるとノミに身体中蝕まれかなり弱っており生きて欲しくて必死でした。


寝る間も惜しんでお世話をする…戸惑いつつも心はもう我が家に迎えると決めていました。本当にほんとうに何をしても可愛くて、まだ小さいのに教える前から用意してあげたトイレにちゃんと行く賢い子…出たよ?と見上げる姿さえ愛おし過ぎて、毎回よかったね偉いね!!褒めちぎり抱きしめていました。


少し持ち直した日もありましたが残念ながら5日目に急変し旅立ってしまいました。生後1ヶ月弱くらいでした。助けられなかった辛さと愛くるしい姿に思い出しては涙…けれど大変でも思いもかけなかった癒し夢のような時間をもらいました。愛おしいいい子でした。
もっとああしたら、こうしたら…と後悔もありましたが葬儀を担当してくださった女性が亡骸をみて厳しい野良猫の世界、出会っていなければ直ぐに助からなかった命を5日間暖かい愛情に包まれ可愛がられ過ごせた事が全てです。きっとまた縁があれば会いに来てくれますよ。と言葉をかけてくださって…
子供たちも猫が大好きだったので今までワタシが飼えないと葛藤していた意味がよくわかった。と、夫もたった5日で家族の中心になっていたあの子を思い、火が消えたようだねとみんなでいろいろ話をしました。
まだワタシたちを求めてくれる仔猫がいてそういう縁があるかもしれない…と、こちらにアカウントを作りました。
この子がくれた心境の変化です。これから出会う大切なその子を我が家の家族として迎えられる日まで慌てず焦らず、ゆっくりとご縁を待ちたいと思います。
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