去年断脚し、3本足になってまだ1年・・・
神経にのって腫瘍が広がる病気は、今年に入りゆるやかに松五郎の肩辺りに広がっていきました。
食べれば栄養が腫瘍にいってしまうため、松五郎自身は痩せていくのに、腫瘍部分は広がりモリモリの筋肉のようになり、4月に入る頃には体のバランスが取りづらくなり・・・
私ができることと言えば、腫瘍が皮膚から外に飛び出してきた体を週一で病院へ行き腹帯を替えてもらうこと。時間のある時には松五郎のいる部屋へ行きかけない顎や肩の辺りなど掻いてあげることぐらい。
夜には必ず30分は松五郎との時間を取ること。
最後の最後までオシッコを外してもトイレでする松五郎は本当に偉い子でした。
なるべく松五郎が体を起こしやすいようにバスタオルなどで角度を付けたりと、色々とやってはみたものの、松五郎にとっては良かったのか・・・
あんなに性格がよくて、優しい子が何故にこんな病気で最後を迎えなくてはならないのか・・・
断脚した時期がもっと早ければ、もっと生きれたのかなとか、色々考えてしまいます。
松五郎と一緒に暮らしていたきょうだいの葵は松五郎が急にいなくなったのがまだ受け入れられず、隠れている生活です。
猫同士のロスは飼い主のペットロスよりはるかに重いと私は思います。
乗り越えていくのを見守るしかない飼い主の無力さ。
葵は人も嫌い、好きなのは信頼してるのは松五郎だけ。
今は葵をそっと見守り、声をかけながら少しでも距離が縮まればいいなぁと考えています。
心の中で考えてしまいます。
1年しか生きられないなら去年断脚しなくてそのままにしてあげた方が良かったのかな。
断脚したから1年生きられたのかな。
後悔というのか、色んな気持ちが溢れています。

最近のコメント