七七保はめったに吐くことはなかった。
それが、この一年、時々吐くようになり、ここひと月は「あれ?また吐いた?」って言うほど、あちこちの部屋の床に吐いたあとを見つけた。
機嫌よくしてたし、食事の取り方もトイレも異常無いし、吐しゃ物にも血とか異物とか異常なニオイも無し。フードが合わなくなったのかも、と思って、違うものを与えてみたが、やはり吐いた。
これはおかしいと思って、病院へ連れていくことにしました。
血液検査とエコーの結果、腸の「高分化型リンパ腫」とか…。
高齢猫にはよくあるらしいです。
点滴して、お薬を2種類いただいて帰宅。
気が立ってたのか、帰宅後すぐカリカリを少し食べ、そのあと隣の部屋のサッシ戸のところへ行く七七保。

「ものちゅっごい、こわかったち!」
うん。せやけど来週また診察に行かなあかんよ。

「…あたち、高齢ニャん?」
まあ、11歳やからねぇ。

「小学ごねんちぇいやん。」
学校、行ってへんやろ。
もう今日は、寝てなさい。

「ん~…。」
落ち着かないのか、しばらく鳴きながらウロウロしてました。
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