目もまだ開かない子猫たちですが、日々確かに成長しています。
生まれたときの、あの手のひらにすっぽり収まるサイズから比べると、
今はもう倍くらいの大きさに見えるほど、しっかりとした体つきになってきました。
まるで時間をかけてふくらむ希望のように、
ふわふわの毛並みも濃くなり、鼻をひくひく動かしながら、
お母さん猫のそばを一生懸命よじ登る姿には、思わず笑みがこぼれます。

最近は日中の気温も上がってきたので、
子猫たちが体調を崩さないよう、エアコンを稼働しながら快適な室温を保っています。
薄手のタオルを敷いた小さな箱の中で、赤ちゃんたちは丸くなり、
お母さん猫に寄り添いながら、すやすやと眠っています。
そして今、一番の楽しみは…
そう、そろそろ“目が開く”タイミングが近づいてきたこと。
ほんのりまぶたの奥に光を感じているような仕草も見られ、
その瞬間が訪れるのを、スタッフ一同わくわくしながら見守っています。
この子たちにとって初めて見る世界が、やさしいものでありますように。
そしてこの先、あたたかい家族と出会い、安心して暮らせる日が来ますように。
里親さんが見つかるその日まで、
私たちはあきらめることなく、この命に寄り添っていきます。
できることを一つひとつ積み重ねながら、見守り、支えていきたいと思っています。
これからもこの「猫じるしの日記」を通して、
子猫たちの成長を皆さんと一緒に見守っていけたら嬉しいです。
どうか引き続き、応援よろしくお願いいたします🐾