
雄猫の樅次(もみじ)キジトラ柄
雌猫の楓(かえで)麦わら柄
どちらもうちの庭に住み着いていた、野良上がりのワイルドな虎猫です。
私は元々特に猫が好きなわけでもなく、飼いたいと思っていませんでした。
しかしこの子たちが生後半年前後の頃、やむを得ない理由により保護しました。

うちは宮城県石巻市雄勝町で民泊を運営しています。
3年前、この家に引っ越して来た時、物置小屋で子猫が産まれていました。
このままではマズイなとも思っておりましたが、どうしてよいか分からず放置しておりました。
そして冬の寒波の日、1匹の子猫が家に飛び込んできました。
子猫はガリガリだったので、翌日病院に連れて行くと、大きな病気〜横隔膜ヘルニアで、手術が必要と言われました。
見捨てる訳にもいかず、治療して元気になるまではうちで面倒を見ることにしました。
それが樅次です。

まだ庭にはもう1匹、メス子猫がいました。
母猫が発情して、オス猫が来るようになり、子猫は山に逃げてしまったと聞き、慌てて探して保護しました。
それが楓です。

母猫のサワラさん(触らさん)は、凶暴なので保護できず、TNRだけしました。
そして子猫たちは…
民泊に猫がいると、アレルギーのお客様が困るので、2匹を一緒に受け入れてくれるご家族の元に里子に出したのですが…
相性が悪く、トライアル中止となり、戻ってしまいました。

帰宅した2匹の無防備な寝姿をみて、私はこの子たちと家族になる決意をようやく固めました。
こうして思いがけず私の「猫のいる暮らし」が始まったのです。
今ではたくさんのご縁をつむいでくれている猫たちに感謝しています。




















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