今は従兄弟夫婦の住んでいる家の仏壇にお線香を上げて外に出たら、玄関脇のウッドデッキ風のスペースに猫が2匹いた。
従兄弟が餌やりしているらしいので、不妊手術はしているのか聞いたら、やってないと言う。
やらなきゃダメだよとノンビリ話しながら車に乗ってバックミラーで後方確認したら、寝ていた猫が起き上がっていた。
お腹大きいじゃ〜ん!!
すぐに産まれる程じゃないけど、ふっくらしている。
なるべく早く避妊手術しないとダメだよ、今ならあんまり罪悪感を感じないで手術できるよ、と従兄弟に話しをした。
自宅に戻ってから、従兄弟の住んでいる地方で地域猫活動をしている人に電話をして、安い料金で野良猫に不妊手術をしてくれる病院をいくつか教えてもらい、すぐに従兄弟にラインで情報を伝えた。
しかしその後、従兄弟から何の連絡も無いままに半月過ぎて、やっと来た連絡は「2匹のメス猫が10匹の子猫を産んだ」。
生まれてしまったら仕方ない。従兄弟にせっせとラインを送って、子猫の里親募集の方法を詳しくレクチャーしまくった。離乳食も段ボール1箱送った。
従兄弟は不妊手術をすると言ったがやらなかったし、子猫の里親募集もやる気があるのか無いのかわからないし、不安に思っているところに、動物病院を教えてくれた地域猫活動をしている人から電話があった。
そして、その地方で保護猫活動をしているグループの名前を教えてもらった。
すぐ電話した。
電話に出たのはそのグループの代表で、翌日にはもう従兄弟宅に様子を見に行ってくれた。
そしてその週のうちに、メス猫2匹の避妊手術とオス猫1匹の去勢手術、それから子猫5匹を保護してくれた。
子猫は10匹いたはずなのに、5匹は死んでしまったり行方不明になったりして、残った5匹もひどい健康状態で、目と鼻はぐちゃぐちゃ。
その後、成猫3匹は従兄弟宅に戻し、子猫5匹のうち4匹は里親さんが決まってずっとのお家に迎えられたらしい。
残った子猫1匹は、ひどい猫風邪の後遺症で片目を失ってしまい、今も保護者宅で暮らしながら譲渡会に参加している。
保護活動グループには感謝しかない。
成猫3匹の不妊手術代と子猫5匹の保護費は私が負担したのだが、少しばかり寄付も上乗せさせてもらった。
無責任餌やりジジイの従兄弟には怒りしかない。
亡くなった叔父さんには親しみを感じていたが、従兄弟の事はよく知らなかったと今さらながら気付いた。知っていれば、最初から頼りになんかしなかった。
後日談として
保護活動グループの代表の話しによると、従兄弟の住んでる地域は野良猫の多い地域として有名らしいのだが、従兄弟の家の猫の不妊手術に続いて、隣の家と数軒先の家がそれぞれ4匹の猫の不妊手術をお願いしてきたそうで、その地域の猫の不妊手術が一段とはかどったとの事。
従兄弟の唯一の良かった点、近所に吹聴した事。
最近、ビックリするほど重いチビ

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