昨日から、にゃにもたべてにゃいから、奴隷がキャリーが軽くなった、と哀し気に言う
もっと重くなって、奴隷を辛くさせておくれ
奴隷は、むくちゃんのためにあるのですから
じーんせーい、らーくーありゃ、くーもあーるーさー、ダ、ダダダダダ、ダダダダア💦
って、人目も気にせず大声張り上げてぼくを担いでいる
病院のお姉さんに挨拶する奴隷
お姉さんの軽やかニャ美声が、ぼくの耳に嬉しい
挨拶は大事だにゃ 基本だニャ🎵
いつもの先生に呼ばれて、ぼくが昨日はなにも口にしていないことを告げる
食欲増進剤ミラダスが効かないことも
ふらついて、倒れそうになることも
トイレは介助が必要だってことも
💢💢💢💢💢💢💢！！ぼくだって、気にしてるんだ、捲し立てるにゃ！奴隷！
にゃので、今日は造血剤の💉追加してもらいました
帰路、奴隷は粗バテそうであった
奴隷は歌舞伎の演目『勧進帳』の源義経が「ごうりき」に扮して登場する場面を想像しながら、
ぼくを担いで炎天下、ふーふー💦喘ぎながら、なーくーのーがーいやーなーら、さーあ、あーるーけぇぇぇ！！
と謳いながら急坂を登ってゆく この坂を修験道と呼んでいる 坂を登り切ったら、ぼくんちさ！
クンクン、ぼくの臭いが近付いている 暴れるぞ、出せ出せ！
奴隷は鍵を開け、ぼくを開放、ぼくは勢いよく脱出できた
まだ、若い連中には負けにゃいぞ もう少し頑張って、お父ちゃんがいつか帰ってくるのを待つんだ！
ぺったん したユーザ
ぺったん
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