
現在はYouTubeライブ配信を通じて猫たちの様子を発信しており、フィンランドから来てくれているモーなさんも一緒に活動を支えてくれています。彼女の優しさや行動力は、猫たちに安心を与えるだけでなく、私たち人間にも力をくれています。そのパワーが「御縁」となり、猫、人、そして世界とのつながりを広げているのを日々感じています。
人が動くと「変化」が起きる
「何もしなければ、何も起きない」。
これはシンプルですが、とても大切なことです。誰かが一歩を踏み出すことで、小さな出来事が連鎖し、やがて大きな変化につながります。

研究でも、人と人との“社会的つながり”は幸福感を高め、困難に立ち向かう力を与えることが示されています。保護猫活動も同じで、個人の善意だけでは限界がありますが、そこに新しい人の力や思いが加わることで活動は広がり、持続可能になります。
世界から来るボランティアの力
御縁では、毎月のように世界各地からボランティアスタッフを受け入れています。文化も言葉も違う人が集まると、新しい視点ややり方が生まれます。
例えば、猫の世話一つでも「こうしたらもっと快適になる」という工夫が出てきたり、SNS発信に新しいアイデアが加わったりします。それがまた次の人を呼び込み、さらに猫たちや地域に良い影響を与える循環が生まれるのです。
こうした国際的な交流は、ただの「お手伝い」にとどまらず、地域活性化や異文化理解のきっかけにもなります。猫たちを介して島と世界がつながり、「小さな島での活動が世界に届く」という実感を持てるのも大きな喜びです。
新しい力とつながりを未来へ
子猫たちに新しい家族が見つかるように、私たちの活動も人との出会いによって成長し続けます。新しい人の力や思いが加わることで、保護猫たちが幸せになるだけでなく、地域や世界との関係も深まっていきます。
御縁では、これからも世界からボランティアを受け入れ、猫と人が共に幸せを感じられる場所をつくっていきたいと思っています。そして、その一つ一つの出会いが「御縁」となり、未来への希望につながることを願っています。