葉山の海へと🚙で走った
ぼくも、一緒に行ったんだ
ぼくの骨が、奴隷とおとうちゃんのキーホルダーに入っているんだ
だから、何処へ行っても一緒ニャ
こんにゃにデカい水の大群が、ぼくに押し寄せて来ては、また引いてゆく
奴隷が、人間が流した泪が海になるんだ、ニャンてセンチにゃことを言っている
おとうちゃんが、いつものように、ぼくをエアー抱っこして、海を見せてくれた
ぼくは、お父ちゃんの広い肩に手を拡げ、風の臭いをクンクン
奴隷が、波打ち際をひとりそぞろ歩き
足に水が押し寄せる ぜんぜん冷たくない、と奴隷
地球は、いつのころから、あったまってしまったんだニャ…
でも、この場所は、奴隷の安らぎのサンクチュアリ
いつも悲しいことがある度、陽の沈むまで海を見て
癒されて帰ってゆく
奇麗にゃ黄金色の波に、夕日が煌めいている
奴隷よ、大丈夫、ぼくはここに一緒にいるよ
これからも、何処へ行くにも、ぼくは離れにゃい
一緒だよ

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