鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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31日目「ノートパソコンが壊れた事を忘れるレベルの爆弾発言。」
2026年1月13日(火) 191 / 0

今日は1号の病院デビューの日だ。
珍しく患者の多い日だったようで、3匹の猫と1匹の犬がそれぞれの飼い主と一緒に診察の順番を待っていた。

「健康診断と予防接種をお願いします。」

他の飼い主さん達と喋りながら、しばし待つ。
1号を寒空の下に置いておけないので室内に居るが、防寒具に身を包んでいる私には暖房が暑すぎた。

「そのキャリーバッグ、素敵な柄ね!」

「ありがとうございます、お気に入りなんですー。」

頭がぼんやりとするも、朗らかな女性が連れた猫の年齢が去年亡くなった愛猫と同じ15歳である事を聞き少し目が潤む。

「体温は38℃で平熱。体重6kgで、ちゃんと去勢されている。」

この段階で元の飼い主が動物病院を受診した事があると確定したのは3匹の内、1号だけである。
私と母もそう思ってはいたが、プロが断言したので間違いない。

「1号というのか?」

私は猫達の事を1号と2号と3号と記載しているが、勿論本名は別にある。
諸事情がある、というより、登録時に名前が確定していなかったので番号表記だったのが定着した感じだ。

「あんまり似合わない名前だな。」

一瞬、何を言われたのか理解できなかった。

1号には別の名前が付けられていたが、大叔父の従妹の飼い猫と同じ名前だったので3年前に亡くなった愛猫の名前に改名したのだ。
ちなみに、2号は叔母の飼い猫と同じ名前だったので5年前に亡くなった愛猫の名前に改名している。

「アンタの所は、お古の名前ばっかりじゃない。」

命名がまだだった3号に13年前に亡くなった愛猫の名前を付けた事を話した時、叔母に笑われた事を思い出す。
1号と2号は旧名と語感を合わせる為に選んだ名前だが、どちらも前任の猫と同じ柄というところに私と母は運命を感じていたのだ。

「とってもピッタリだと思いますけど…。」

言葉遣いの乱れに私の動揺が伝わるだろう。
件の獣医さんとの付き合いは20年以上あるが、名前に対してこのような感想を言われたのは初めてだった。

「今日も6050円か…。」

次に病院を訪れるのは、来週の金曜日。
2号の避妊手術の予定日までに、私が受けた衝撃が回復している事を願う。
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GX 2026/01/14

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