鞠緒さん

鞠緒

兵庫県 30代 女性 ブロック ミュート

猫飼い歴=年齢。 一度はその栄光の歴史が途絶えてしまうも、僅か4日で復興。 現在は1号(♂)と2号(♀)と3号(♂)と4号(♂)の4匹が在籍中。

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ネコジルシ

317日目「雨の日の前日は、夕方くらいから海の匂いが漂っている。」
2026年10月26日(月) 13 / 1

雨の日の買い出しは大変だ。
傘を差していてもビル風の煽られた水滴は防ぎようがないし、天気をものともしない自転車の群れには晴れの日以上に気を付けなくてはいけないからだ。

「はぁー、疲れた…。」

びしょ濡れ状態で荷物を運び入れ、モタモタと置き場所に仕舞っていく。
猫達の襲撃を防げれば良いだけなので、ソコまでキッチリ仕分けなくても構わないのだ。

「…さて、お風呂に入るか。」

大まかな水気はふき取っているが、猫達と触れ合うには綺麗な状態でなくてはならない。
ポイポイと入浴の準備をしていると、1号がドスドスとやって来た。

「駄目だよ、1号。」

扉の隙間から中に入り込もうとする1号を抱き上げ、デコレーションボールを追い駆け回している2号と3号と4号の傍に置く。
他の三匹はあまり興味を示さないが、1号は浴室の床に寝転がるのが好きなのだ。

…その執着は、大嫌いなリンスインシャンプー責めに遭っても全く懲りていないくらいである。

「ふぅ、サッパリした。」

目を離している隙に猫達が悪さをしないように見張る為、私の入浴時間は極めて短い。
たまにはゆっくり入りたい気もするが、頭痛持ちなので長湯が出来ないので仕方が無いのだ。

「…やるん?」

長めの髪をタオルで拭きながらドライヤーに手を伸ばすと、いつの間にか足元に座り込んでいる1号。
ジッと見下ろしながら温風を浴びていると、たまにチラチラとコチラの様子を窺っている。

「はいはい、本当に変な猫ね。」

アタッチメントを取り替え、冷風に切り替える。
1号のお尻を突っついて向きを変えさせると、高い位置からブワブワとドライヤーの風を当てた。

「…んなー。」

背中の毛が靡くと、1号は目を細めてご機嫌な様子で上を向いた。
ハンディファンなら正面からも楽しめるのだろうが、流石に危なそうなので背面だけを徹底している。

「もう、そろそろ終わりね。」

パチリと電源を切り、コードを抜いて片付ける。
不満そうに鳴き始めた1号には悪いが、母が調べまくった我が家の自慢のドライヤーは非常に重いので腕が疲れてしまうのだ。
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りょみ 3時間前

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