私はラビちを守れない。
私はダメだ、
ごめんなさい…
鳴き叫ぶラビち。
頭を抱えるぽぽ。
なんでこうなった?
そもそも、私は、
気性が激しく、
ゴリラBBAが襲撃してきたら、
反撃を繰り出す人間だったのに。
何もできなかったのです。
ラビちが居るから…?
お母さんが死んだから?
ぽぽは、お母さんを思い出しました。
優しくて、頼りなくて、いつもぶつぶつ言って、ダメな人だったのに…。
私と父が何かあったら、
戦いに行って、
母を守っていたのに?
いつも、我慢していた母、
いつも、謝っていた母、
いつも、電卓を叩いていた母…
母は弱く見えて…
実際は、母に守られていた…?
ぽぽはハッとしました。
あれが、守る力?
ぽぽは、
大きな守る力を失った事に気付きました。
後で、謝ってくれてたから、
この街で居られたのです。
母が、普段から、さまざまな事を我慢して、
受け入れていたから、母の人格のおかげで、
うちは、存在できたのです。
ショックで涙を流す約50歳のおひとりさま。
うわーん。
守られていたから、
存分に戦えたんだ…。
ぽぽは、約50才。
動脈硬化、脳梗塞が気になり、
もう、激しく戦いたくないのも、
正直なところです。
ラビち、
今日も世界が泣いてごめんね。
でも、世界も泣く事があるんだよ。
きっと、時間がかかっても、
なんとかするからね。
ぽぽは、今まで通りではいかないのだと、
理解しました。





















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